おおやま夢工房:民営化を議会に説明 株式譲渡額は3700万円

 

毎日新聞報道によると・・・日田市の第三セクターの産業娯楽総合施設「株式会社おおやま夢工房」=同市大山町=の完全民営化を巡り、市は13日の市議会全員協議会で、JR九州との今後の最終協議の内容や日程を説明した。市側は、12月市議会で市が所有する株式の譲渡(3700万円)など関連議案を議決した後、同月25日にJRと合意書を締結。JRは来年1月下旬の臨時株主総会を経て経営参画し、夢工房を連結子会社化する方針。

 

さらに市は、今春に再開したJRとの協議の経過を報告。リキュール工場(梅酒)、温泉・宿泊施設など「ひびきの郷」や、道の駅「水辺の郷」を経営する夢工房の累積赤字が累積赤字4849万円に上るとした。また今後、夢工房に現在の施設の建物を無償譲渡し、土地は賃貸するほか、従業員67人の雇用は継続される見通し。民営化後に施設を修繕する場合、費用が約3億円かかるという。JR九州に対しては「(夢工房を)過疎地のまちづくりの先駆的事例にしたい強い思いがある」とし、宣伝力や営業力、販売網に期待するという。

有田川河川改修事業説明会が・・・

18日付け西日本新聞大分版・大分合同新聞に次のような記事でなく、広告欄に載っている。

        説明会の開催について

左記事業の目的および内容について説明会を次のとおり開催します。なお、この説明会は土地収用法第15条の14の規定に基づく事業説明会にも該当しますので申し添えます。

○起業者の名称及び住所  大分県大分市大手町3丁目1番1号 大分県 上記代表者 広瀬勝貞

○事業の種類  一級河川筑後川水系有田川改修工事

○事業の施工を予定する土地の所在 (左岸)大分県日田市大字東有田ツル地内から同市大字羽田字中畑地内まで (右岸)大分県日田市大字東有田森園地内から同市大字羽田字宮ノ前地内まで

○会場  大分県日田総合庁舎 4階大会議室(大分県日田市城町1丁目1番10号)

○日時  平成27年11月27日(金)午後6時30分から午後7時30分まで(受付開始午後6時)

○主催  大分県

○問い合わせ  大分県日田土木事務所 建設課 大分県日田市城町1丁目1番10号 ℡0973-23-2141

「おおやま夢工房」株 3700万円で譲渡

日田市は13日、JR九州と民営化に向けた協議に入った第三セクター「おおやま夢工房」(同市大山町・三笘善八郎社長)について、全持ち株2600株を3700万円で譲渡する方向で交渉していることを明らかにした。同日の市議会全員協議会で報告。市によると、1株の額面5万円を1万4230円で譲渡する方針という。金額は市が出資した資本金(1億3千万円)のうち一般財源分(3700万円)の額を目安にした。

夢工房が経営する宿泊施設や温浴場施設のある「豊後・大山ひびきの郷」などの土地は年間300万円で賃貸。建物の固定資産税相当額(年間約1300万円)を10年にわたって支援する(累積損失が解消した場合は5年で打ち切り)―などとしている。約10億円かけて宿泊室を約30室(現在11室)に増やす構想があることも説明した。

市はJR九州と16日に仮契約を締結し、12月の定例市議会に関連議案を提出。可決されれば来年1月に株を譲渡し民営化される。※この記事は、11月14日大分合同新聞朝刊11ページに掲載されています。

地方創生総合戦略 市長に提言書提出 日田市議会

 

日田市議会は13日、地方創生の市総合戦略に対する提言書を原田啓介市長に提出した。各委員会での協議や、市政報告会などで民間団体や市民から聞き取った内容を基にまとめたもの。市は来年2月までに策定する総合戦略に反映させる予定。提言書は(1)地場産業の育成、支援策の強化と安定した雇用創出・拡大(2)若い世代の結婚・出産・子育ての規模をかなえる(3)人を呼び込む地域力の醸成と清流復活―の3本柱で構成。それぞれに5~7項目の具体的施策を盛り込んだ。
 

嶋崎健二議長と各委員長ら計4人が提出。原田市長は「いただいた課題に対応できるよう一緒に進めていきたい」と話した。  ※この記事は、11月14日大分合同新聞朝刊11ページに掲載されています。

おおやま夢工房:三セク、完全民営化へ最終協議 日田市とJR九州が合意 

 

毎日新聞報道によると・・・・『日田市とJR九州は9日、同市大山町で産業娯楽総合施設を運営する市の第三セクター「株式会社おおやま夢工房」の完全民営化へ向け、最終協議することで合意した。関係者によると、市が所有する全株式2600株をJRに有償譲渡し、JRグループの傘下に入る方向で詰める。

 

おおやま夢工房は1998年に設立し、市が資本金の72%に当たる1億3000万円を出資。2002年からひびきの郷(さと)(梅酒リキュール工房、温泉、宿泊)、04年末から道の駅水辺の郷(農産物直販やレストランなど)を開業した。だが12年度に3896万円の赤字となるなど累積赤字4849万円を抱え、経営再建を目指して県内企業やJRと協議。建物改修費などを巡り難航したためいったん結論を見送ったが、今春にJRと協議を再開していた。

 

市の株式譲渡のほか▽土地は市所有のまま夢工房に賃貸し、建物は無償譲渡▽民営化に伴う1000万円超の固定資産税は市が相当額を支援▽従業員67人は雇用継続−−の方向で最終協議。まとまれば12月市議会に提案する。

おおやま夢工房民営化へJR九州に株売却

日田市とJR九州は9日、市の第三セクター「おおやま夢工房」(同市大山町、三笘善八郎社長)について、市の全保有株をJR九州に有償譲渡する方向で協議すると発表した。市は12月の定例市議会に関連議案を提案。可決されれば来年1月末までに譲渡し、民営化される。

おおやま夢工房は、宿泊施設や温泉浴場施設のある「豊後・大山ひびきの郷」と「道の駅水辺の郷おおやま」(いずれも同町)を運営。市は2600株(全体の72・2%)を保有している。2011年度から4年連続で赤字を計上し、経営の立て直しや行財政改革の一環として13年から民営化に向けて協議をしてきた。

市は民営化に伴い課税される固定資産税相当額を支援する他、土地は有償で貸し付け、建物を無償譲渡する方針。従業員(6月末時点で67人)の雇用は継続するという。藤原朱美商工観光部長は「JR九州グループの観光誘客の実績や、市全体の地域活性化に取り組む姿勢が、観光浮揚につながる」と話している。

おおやま夢工房は1998年4月に旧大山町の第三セクターとして設立。資本金は1億8千万円。市町村合併後の2006年から市の指定管理者として各施設を運営する。14年度の売上高は6億9900万円で当期純損失は875万円だった。

※この記事は、11月10日大分合同新聞に掲載されています。

井上あきお県議後援会世話人会が・・・

井上あきお県議①井上あきお県議②

今年4月に県議に初当選(無投票)した井上あきお後援会世話人会と県政報告会が開催された。各地区から支部長など約60人が集まり、今後の後援会組織の拡大、強化などが提案された。井上あきお県議は精力的に地域に入り込み、市民と接触を図っている。ミニ集会も頻繁に開催し、地域の課題や問題点の解決に向けて日夜頑張っている。その後、懇親会に移り、組織のあり方など酒を交わしながら話された。次期3年半先の県議選は激戦も予想されることもあり、組織強化が課題と言えよう。

82人と6団体1組を表彰 県、県教委の功労者

県と県教委は本年度の県功労者表彰と教育功労者表彰の被表彰者を発表した。県功労者には地方自治、観光・地域振興など11分野で功績のあった76人と6団体、教育功労者には6人と1組がそれぞれ選ばれた。表彰式は3日に県庁である。表彰されるのは次の通り。(敬称略)
=県功労者=
【地方自治】毛利正徳(中津市・県議)平岩純子(大分市・県議)堤栄三(大分市・県議)永松博文(豊後高田市長)二宮博(大分市・元佐賀関町長)赤星仁一郎(日田市・元市議)須賀彰雄(姫島村・元村議)富来征一(杵築市議)西水忠夫(臼杵市・元市議)西村徳丸(津久見市・元市議)日高嘉己(佐伯市・元市議)阿部正(別府市・市自治委員会東山地区支部長)田崎一喜(玖珠町・元町自治委員)毛利三千年(日田市・元市自治委員)葛西満里子(大分市・元ごみゼロおおいた作戦県民会議委員)亀野辰三(大分市・県総合評価落札方式審査委員長)

以下は日田市関係のみ  【社会福祉保健】安達睦美(日田市・助産師)  【農林水産】綾垣新市(日田市・素材生産農林家)湯浅十四二(日田市・乾シイタケ農林家)高村忠(日田市・苗木生産農林家)
※この記事は、11月3日大分合同新聞に掲載されています。

 

県議の政務活動費問題 住民監査請求へ 

大分合同新聞報道によると・・・・昨年度の県議会の政務活動費で、中津市選挙区選出の毛利正徳氏(自民党)が調査旅費として自家用車の燃料代に年間約245万円を申請していたことに絡み、おおいた市民オンブズマンは30日、毛利氏に旅費の返還を求める住民監査請求を起こす方針を固めた。オンブズマンは「明らかに高額。違法性がある」とみて、11月末に拡大役員会を開催し、監査請求することを正式決定する。

毛利氏の燃料代合計額は、大分合同新聞の調査で判明した。政務活動費支払証明書を調べた結果、毛利氏は昨年度、計281日で自家用車による調査旅費を計上。計6万6393キロ走行したと申請していた。1日当たりの平均走行距離は236キロで、大分市―熊本市間(最短約120キロ)の往復に相当する。

証明書では、毛利氏はほぼ毎日のように中津市内を中心に十数カ所で調査活動を実施したとされる。オンブズマンの永井敬三理事長は「連日、それだけの調査活動をこなせるのか。調査の時間と移動時間を考えても疑義がある」と話し、近く毛利氏の政務活動費に関する書類を情報公開請求する。

県議の自家用車燃料代申告 「年間6万キロ走行」も

大分合同新聞報道によると・・・・昨年度の県議会の政務活動費について、大分合同新聞は調査旅費として計上できる自家用車の燃料代に関連して各議員が申告した1年間の走行距離をまとめた。最長は毛利正徳氏(中津市、自民党)の6万6393キロ。地球を1周半以上する計算で、他の議員と比べ突出していた。平均は1万164キロだった。今年4月の改選前の議員42人が提出した政務活動費支払証明書を調べた。

毛利氏に次いで、前任期で引退した酒井喜親氏(日田市、県民クラブ)が2万6088キロ、同じく三浦公氏(国東市・東国東郡、自民党)が2万6080キロ、現職の土居昌弘氏(竹田市、自民党)が2万4092キロだった。毛利氏は昨年度、計281日で自家用車による調査旅費を計上した。証明書の記載によれば、中津市内の移動が主だがほぼ毎日のように十数カ所で調査活動を実施。1日当たりの平均走行距離は236キロで、大分市―熊本市間(最短約120キロ)の往復にほぼ相当する。申請した燃料代の合計額は約245万円。

取材に対し「とにかく車で走り回っており、活動したそのままの距離を付けている。朝には必ずメーターをゼロにし、一日の走行距離を確認している」と説明した。自家用車の旅費がゼロだった議員も3人いた。小嶋秀行氏(大分市、県民クラブ)、吉岡美智子氏(同、公明党)、河野成司氏(同、公明党)はいずれも「政務と党務を明確に区別し難いため、請求していない」と答えた。

自家用車による調査旅費は政務活動に使った場合に認められ、1キロ当たり37円で算定。他の経費と違って領収書は不要で「基本的に本人の申請による」(議会事務局)という。
 おおいた市民オンブズマンの永井敬三理事長は「毛利氏はその距離を走ったとすれば一日をほぼ費やしてしまうはずで、調査する時間はほとんどないのでは」と指摘。厳格なチェック体制も必要として「議会事務局とは別の外部チェック機関や、後払い方式の導入も検討すべきだ」と話す。

ガソリン代の2・7倍請求可能・・・大分県議会では、条例に基づき自家用車での旅費(燃料代)を1キロ37円で算定している。国家公務員の旅費法に合わせた額としているが、ガソリンの価格と比較すると割高といえる。石油情報センターによると、県内のレギュラーガソリンの小売価格は1リットル135・4円(26日現在)。仮に車に乗った際の燃費が1リットル当たり10キロだった場合、政務活動費では10キロ走れば370円が認められるため、ガソリン代の2・7倍の額を請求できることになる。

九州7県の各議会事務局によると、旅費の単価はおおむね県職員の規定に合わせて設定。1キロ37円は大分の他に熊本と鹿児島が採用し、鹿児島は1日当たりの定額制(選挙区内2400円、選挙区外5400円)も選べる。単価が最も安いのは宮崎の1キロ17円。福岡は1キロ20円で算定していたが、本年度からガソリン代の領収書の半額までと改めた。長崎はガソリン代の半額か、1キロ25円かのどちらかを選べる。佐賀は活動諸費として1日3千円(県内)の定額制。

政務活動費・・・・議員による調査研究や事務経費など政務活動の費用として、各自治体の条例に基づいて交付される。政党活動や私的経費は対象外。大分県議会の場合、各会派に所属議員1人につき月額30万円(年間360万円)が交付される。会計帳簿に使途を記載し、未使用分は返還する。 ※この記事は、10月30日大分合同新聞に掲載されています。