家族の中で騒動が・・・「中学校選択で」

2015/01/23

東有田中学校27.1.20東有田中学校入学式26.4.9

有田小学校6年生のうち、東有田地区から通学している児童の家族で騒動が起きている。その内容は3月に卒業すると、北部中学校と東有田中学校に分かれ、新中学1年生になる。ところが東有田中学校に入学予定の15名ぐらいの中で変動が起きているという。住民異動などをして新住所のある中学校に転校する希望する児童が5名近くになっているとか。このまま行くと、東有田中学校に入学する新1年生は10人を切ることも予想されている。

以前から問題化されている小規模中学校の適正規模のあり方がクローズアップされつつある。現在、家庭の中で話し合いがされているが、児童・両親・老父母などで意見の食い違いなどがあり家庭内が揉めていると言う。このまま行くと親子の断絶、家庭内崩壊もありうると心配されているようだ。

昨年2月に市教委に対し、「東有田中学校の適正規模について考える会」から生徒の学習環境などを考慮して「統合が必要」とする方針をまとめ、市教委に中学校の統合などを検討する委員会を設置するよう要望している。東有田中学校は試算によると、2017年度以降、30~40人の間で推移する。住民票を移し、校区外の比較的大規模な学校へ通う生徒が増加傾向にある中でやむ得ず統合が必要との意見でまとまっている。考える会では、生徒数が40人を切る前に、統合に向けて動いてほしい」と求めている。現在、市教委の動きは見えないが、校区内では親同士の対立に発展しかねない。早期の対策が待たれる。