昨年度の体罰が555件に・・・

読売新聞報道によると大分県でも深刻な実態が判明する。報道内容は・・・『文部科学省による体罰の実態調査で、県教委は30日、改めて行ったアンケートの結果、昨年度の公立学校での体罰が新たに555件判明したと発表した。加害教職員は370人で、被害を受けた児童、生徒は延べ582人に上った。県教委は、体罰を複数回加えるなどした教職員36人について訓告などの処分を検討している。調査は2~3月に公立高校、小中学校、特別支援学校計510校で実施。教職員約1万人、児童、生徒計約11万9000人や保護者から1255件の回答があり、うち555件を体罰と認定した。

中学校が228件と最多で、小学校191件、高校135件、特別支援学校1件だった。加害教職員の内訳は、中学校140人、小学校143人、高校86人、特別支援学校1人だった。体罰の内容は「素手で殴る」が最多の224件。「棒などで殴る」36件、「蹴る」26件、「投げる転倒させる」10件、「殴る及び蹴る等」9件で、つねるなどの「その他」は65件だった。けがの状況は、打撲29件、鼻血3件、擦り傷などのその他11件。残る327件は、けがはなかった。

教職員370人のうち懲戒処分の対象はなかったが、36人について訓告や厳重注意を検討。他の334人も校長による指導を実施する。県教委はこの日、2月までに判明していた13件(加害教職員13人)に今回分を加えた568件(383人)を体罰として文科省に報告。再発防止策として7日、県立学校と公立小中学校の各校長会で根絶を呼びかけるとともに、5月末~6月の間に副校長や教頭ら向けの研修会を計7回実施する。

また、県教委があわせて調査した外部指導者による体罰は3件で、3月に明らかになった大分市立中の剣道部のほか、県立高ラグビー部と公立中バスケットボール部で新たに分かった。記者会見を開いた宮脇和仁教育次長は「これまでは報告義務がなかった事例もあるが、教職員に安易な考えがあったのかも知れない。今後は報告を徹底させる」と述べた。調査は県内の私立高、小中学校全19校でも実施。県私学振興・青少年課によると、体罰は30件あり、加害教職員は21人、被害児童・生徒は延べ39人だった。体罰は「素手で殴る」が20件で最多。けがは打撲3件、外傷と鼻血各1件、その他3件。残る22件にけがはなかった。(読売新聞)