今年も来た!暑さ日本一 日田市で33度

暑い日田市①日本一

高気圧に覆われ気温が上昇、日田は最高気温33・0度を記録し、テレビで日本一の暑さと報道された。大分地方気象台によると、県内は全域で晴れ。強い日差しの影響で気温が上がり、12地点でことしの最高気温を更新した。このうち7地点は真夏日となった。各地の最高気温は▽犬飼 32・2度(平年25・7度)▽竹田、豊後高田 31・2度(同24・6度、24・3度)▽院内 30・7度(同24・9度)―など。大分市は29・5度(同24・5度)だった。

このため、日田市内でプール掃除をしていた高校生2人が熱中症の疑いで救急搬送された。日田消防署によると、午後3時ごろ、同市内の高校で男子生徒と女子生徒がプールの掃除中に頭痛や吐き気などを訴えたという。また、市民は自宅前で打ち水をしていた。「きょうは本当に暑い。水をまくと和らぎます」と話す。県内は27日も内陸部で最高気温が33度まで上がり、気温が高い状態が続く見込み。28日は雲が広がりそう。

◆詐欺電話に注意◆

詐欺イラスト

◆詐欺電話に注意◆
 今月に入って日田市内の高齢者方に、日田市役所の税務課職員を騙る者から
   「税金の還付金がある」
   「取扱い銀行はどこですか」
       [携帯電話番号を教えて下さい」
等の詐欺電話があっています。
 市役所がこのような電話をすることは絶対にありません。
 同種の電話があっても、慌てずに、まずは家族や警察に相談して下さい。  日田警察署(0973-23-2131)

「第2回花月川・有田川の水害に強い地域づくり推進協議会」開かれる

有田川氾濫24.7.3有田川氾濫①24.7.3有田川氾濫③24.7.14熊ノ尾川氾濫24.7.14

国土交通省九州地方整備局筑後川河川事務所主催で「第2回花月川・有田川の水害に強い地域づくり推進協議会」が昨日午後市役所で開かれた。「水害に強い地域づくりプラン(案)」いわゆるソフト面を発表した。今回の会議から正式に諸留町自治会代表で私が委員に就任した。平成24年7月の北部九州豪雨を受け、水害に強い花月川流域を実現するために昨年1月に協議会を設立した。国、県、市の防災担当者や消防団長、自治会長、学識者らが委員。作業部会でプラン案の具体的な施策などについて協議してきた。

第2回会議に委員ら約40人が出席。プラン案は(1)住民の迅速で正確な災害情報の共有(2)迅速かつ安全な避難行動の実施(3)地域住民の水害に対する認識向上―の三つを基本方針に掲げた。基本方針に基づき、10の施策と施策ごとの行動プランをまとめた。短時間で避難判断できる仕組みづくりとして、豆田地区に景観を損なわない色彩の水位危険度レベル表示の設置を提案。被災者のインタビュー映像などを資料にし、各学校で防災教育の普及を図ることなどを盛り込んでいる。今後プラン案に基づき、順次施策を実施していく。

行方不明者発見出来ずに残念!!

行方不明者捜索活動27.1.25 ①行方不明者捜索活動27.1.25 ②行方不明者捜索活動27.1.25 ③行方不明者捜索活動27.1.25 ⑧行方不明者捜索活動27.1.25 ④行方不明者捜索活動27.1.25 ⑤行方不明者捜索活動27.1.25 ⑥行方不明者捜索活動27.1.25 ⑦

一尺八寸山(みおうやま)の山頂に向かう林道で、行方不明になっているおばあちゃんの捜索のために、地元住民による捜索ボランテァ活動2日目に103名の皆さんが協力し、一日中、一尺八寸山で捜索活動を行なった。残念ながら発見することが出来なかった。今日は車があった山頂付近から尾当町一帯まで広げて捜索活動を行なった。

林道で舗装しているところは通れたが、未舗装部分では軽トラックがスリップする場所も多く、大変な捜索活動になった。少しでも手がかりになるものがあればと言うことで、黙々と雑木林の中に入っていく住民の姿を見て有難く感じている。午後4時過ぎに捜索活動を止めて、軽トラのある所まで歩いて帰る姿は悔しさが滲め出ていた。

東有田公民館に帰り、解散式では日田警察署課長、親族の方より労いの言葉があった。地元住民の皆さん、2日間、ありがとうございました。日田警察署の皆さんも40人体制で広い範囲捜索活動を行なっているが、明日からは全体での捜索は区切りを付けて、通常の捜索活動に帰ると言う。おばあちゃんの安否が早く分かることを願うだけです。

2日間の行方不明者捜索参加状況は・・・・◎1月24日 *東有田65名、*西有田7名、*消防13名、その他1名、*昼食準備者8名、*事務局3名  ★合計97名  

◎1月25日 *東有田62名、*西有田16名、*消防14名、*昼食準備者9名、*事務局2名  ★合計103名  

◎全参加状況 *東有田127名、*西有田23名、*消防27名、その他1名、 ★合計178名、*昼食準備者17名、*事務局5名   ★合計200名

95名、8班に分けて行方不明者捜索

一尺八寸山捜索活動27.1.24 ①一尺八寸山捜索活動27.1.24 ②山頂付近一尺八寸山捜索活動27.1.24 ③車がうまっていた林道一尺八寸山捜索活動27.1.24 ④林道沿いには市有林一尺八寸山捜索活動27.1.24 ⑤林道は藪茂る一尺八寸山捜索活動27.1.24 ⑥

東西有田地区住民、消防東有田分団、市役所職員東有田会など総勢95名の皆さんが集まり、一尺八寸山(みようやま)一帯の大捜索を開始した。午前8時半に集合し、約10名、7班に分けて、山に入り、林道沿い、山の中、沢を下ったり険しい山を登ったり、大変な作業になった。一尺八寸山(みようやま)の山頂付近から登山道一帯は、詳しい地元の東羽田町住民が捜索する。11時半に一度東有田公民館まで帰り、昼食を取る。昼食も料理教室の皆さんが加勢頂き、美味しいカレーが待っていた。

経費等は振興協議会と自治会連絡協議会で負担することになった。困っている時は、お互いの精神で皆さんのご理解も頂く。午後からも午前中に引き続き、二つ尾から萩原付近の山中の捜索。今日は残念ながら発見することは出来なかった。日田警察署からお礼の挨拶も頂き、行方不明者の子供さんも来訪してお礼の挨拶も頂いた。北九州市の81歳の女性は依然として見つかっておらない。

一尺八寸山(みようやま)山頂付近で、車がぬかるみにはまって動けなくなった場所も見たが、おばあちゃんの足取りが分かれば、問題なく発見できるが、その行動が全く分からないので、捜索範囲も広くなっている。日田警察署も40人体制で一週間毎日捜索活動をしているが、発見できていない。明日も東西有田地区住民で最後の捜索をする予定です。見つかることを願っている。

東西有田地区住民も捜索に・・・

遠くに見えるのが一尺八寸山峰①一尺八寸山峰②一尺八寸山峰③

今月18日から一尺八寸山(みようやま)付近の山中で行方がわからなくなっている北九州市の81歳の女性は依然として見つかっておらない。23日に日田警察署から捜索協力依頼があり、地元東有田地区、西有田地区自治会で協議した結果、24日と25日に行方不明者の捜索に協力することになり、地区住民に協力依頼を行なっている。

行方がわからなくなっているのは北九州市小倉南区の伊織貴久代さん(81)です。警察によりますと伊織さんは今月18日、84歳の夫とドライブで日田市付近を訪れましたが、山の中で車がぬかるみにはまって動けなくなったということです。夫は足腰が弱い伊織さんを車に残して徒歩やタクシーで1人で日田警察署に向かい助けを求めましたが、車への戻り方がわからなくなったということです。

このため警察や消防が捜索した結果、2人が乗っていた車は、翌日、日田市と中津市の境にある一尺八寸山の山中で見つかりましたが、伊織さんはいまも見つかっていません。警察は捜索範囲を山のふもと付近にまで広げて30人態勢で捜索を続けるとともに一尺八寸山の地元である東西有田地区の住民に協力を呼び掛けて来た。伊織さんの顔写真が入ったチラシを配布し、情報提供を呼びかけている。伊織さんは▼身長が1メートル57センチくらい、▼中肉で腰が曲がっていて、▼白髪交じりのショートヘアだということです。情報は日田警察署まで連絡して欲しいと言っている。電話番号は0973-23-2131

出初式 消防団組織に苦言

出初式27.1.18出初式放水点検27.1.18 ③出初式放水点検27.1.18 ④出初式放水点検27.1.18 ⑤出初式放水点検27.1.18 ⑥

 

日田市消防団出初式が開催された。午前8時半から市内40分団約700名が参加した。陸上競技場で開催され、服装、操法点検などがあり、午前11時から三隈川旅館街沿いで放水点検、その後、パトリア日田で表彰式が行なわれた。夜は分団ごとに懇親会が市内のホテルで開催された。東有田分団も懇親会があり、9自治会長も参加する。若い消防団員と懇親する。礼儀正しく消防団員としての自覚もあり、頼もしく感じる。

しかしながら陸上競技場で開催された出初式を見学している市民が雑談を言っていた。「何で旧郡部は今だ分団があれだけあるの?あれだけ消防車両が必要なのか?市長は経費削減と言っているが何も手をつけない。旧郡部は団員数も定数に満たしていないと聞くが・・・」不満だらけを見学しながら述べている姿が印象的でした。

「早く統廃合を進めるべきではないか」と統廃合に取り組まない市長初め消防幹部に対する非難・苦言があった。方面制度も旧郡部は二つあれば済むと言っていた。合併して約10年になる今日、こうした課題が全く議会でも出ないし、執行部からの話もないのは可笑しいと市民は厳しい指摘をされていた。

水害に強い地域づくり作業部会

有田川氾濫24.7.3水害にあった日掛橋24.7.3花月川財津町付近の災害爪痕24.7.4花月川の上手町付近の災害爪痕4.7.4 ①

3年前の平成24年7月に2度の甚大な被害を受けた筑後川水系花月川及び有田川は国の河川激甚災害対策特別緊急事業に指定され、概ね5年間の緊急的な集中投資による災害防止のためのハード対策いわゆる河川改修を実施しています。その一方、水害に対して人命を守り、被害を最小限度にするためには自助・共助・公助の観点で防災情報の充実・提供や水防・救助体制の強化、住民意識の啓発等といったソフト対策を推進することが重要となります。

そこで激特事業の実施に合わせて、ハード対策とソフト対策の両輪で水害に強い花月川流域を実現していくため、「花月川・有田川の水害に強い地域づくりプラン案」計画を作成するために推進協議会を設立して、さらに、作業部会も設置してこまかな計画立案を行なっている。今回の作業部会は8回目となった。おおまかな基本計画・施策案が立案され報告された。

施策の実施について、「地域住民が入手しやすい、分かりやすい情報伝達の構築」、「短時間で避難判断できる仕組みづくり」、「防災教育の普及」が重要課題として取り上げられ、チラシ、ビデオ作成などを行なう。子供から高齢者までが日常の生活の中で防災意識の向上を図ることが重要である。そのために学校、地区公民館、各種団体などが連携しながら防災意識の向上を図る。来月に推進協議会が開催され、作業部会で審議された案件が提案される。

土砂災害の危険箇所に124カ所指定避難場所

大分合同新聞報道によると・・・「日田市内に市指定の避難所が124カ所ある。市内中津江村の旧中津江小学校も避難所の一つだが、県選定の土砂災害危険箇所にあることを市民は問題視(11月5日既報)している。同市の場合、危険箇所内の避難所は19カ所あり、うち18カ所が山間部の多い旧5町村内にある。危険箇所内の避難所について、市は「土砂だけでなく火事、洪水などあらゆる災害を想定した結果」と見解を示す。急傾斜地ばかりの山間部で災害にどう備え、避難すべきなのか。現地を歩いた。

「私が移り住んで50年近くになるが、幸いにも市指定の避難所が開設されたことはない」と旧小学校がある川辺地区の大内啓康自治会長(73)。しかし、「広島県の土砂災害などを考えると、中津江村でもいつ大災害が起きるか分からない。明日にでも市指定の避難所を利用することになるかもしれない」と不安な表情を浮かべた。

市によると、避難所は災害時に避難勧告を発令する際に開設するが、「現地の状況に応じて開く」と説明する。実際に2012年の県豪雨の際は浸水の恐れがあるとして開設できなかった避難所もあった。危険箇所に選定されている避難所は「一時的に使えるかもしれないが、危険性があると判断した場合は開設できないときもある。その際は、近くの他の避難所か、個々の判断で安全な場所に逃げてもらうしかない」という。

 旧中津江小学校から最も近い避難所は津江中学校だが、約3キロ離れている。「地域には高齢者も多く、みんなが逃げ切るのは難しいでしょう」と大内自治会長。旧小学校近くに住む60代の主婦は「大規模災害だと道路も通れるか分からない。遠くて安全な場所に避難するよりも、少し危なくても近くの避難所の方がいいかもしれない」と不安げに旧校舎を見上げた。
  
市防災危機管理室によると、避難所は既存の公共施設を指定している。指定可能な施設も限られ、担当者は「絶対に危険のない場所を確保するのは困難だ」と頭を抱える。地域住民の中には「極論を言えば山間部はどこも危険。安全な場所に逃げたいなら、市中心部に逃げるしかない」と話す人も。同室は「自助としてまず自分で自分の身を守ってもらいたい」と強調。「安全かつ迅速に逃げられるよう、事前に自宅や近くの避難所にどんな危険があるのか把握し、避難方法を確認してほしい」と呼び掛ける。「中津江で大きな土砂災害があったとは聞いたことがない。でもいつ何が起こるか分からないのが災害。中津江の“初めて”が明日来るかもしれない」。大内自治会長は警鐘を鳴らした。

警戒区域へ、調査急ぐ・・・山間部の多い県内は、土石流、崖崩れ、地滑りの恐れがある場所が多い。県の選定する土砂災害危険箇所は1万9640カ所ある。日田市内は1937カ所あり、最多は佐伯市の2996カ所。危険箇所では宅地造成などに対する法的拘束力がないことから、県は土砂災害防止法に基づく警戒区域・特別警戒区域への指定を進めている。

県によると同法制定のきっかけは、1999年に広島県内で発生した大規模土砂災害。危険箇所には民家が密集しており、24人死亡、325戸が被災する大惨事だった。翌年に同法が施行。都道府県が危険箇所を調査し、土砂災害の恐れがある場所を警戒区域、宅地造成などに法的制限を加えられる特別警戒区域として指定している。

ただ、調査要項が細かいため、日田市では年間に約40カ所ずつしか指定されていなかった。県全体で警戒区域・特別警戒区域は3898カ所(11月末現在)あり、うち特別警戒区域は大半の3593カ所。今年8月に発生した広島市の大規模土砂災害以降、県砂防課は「今まで以上に調査、指定を迅速に進めている」という。

市道陥没 3年前と同じ場所

葬祭場付近の市道 26.8.6 ①葬祭場付近の市道 26.8.6 ②葬祭場付近の市道 26.8.6 ③

大分合同新聞、毎日新聞報道によると・・・・「日田の市道陥没 3年前と同じ場所で」  日田市は10日、同市求来里(くくり)の市葬祭場前の市道が陥没し、全面通行止めにしたと発表した。3年前にも同じ場所が陥没しており、今回で2回目。午後5時現在、幅4メートル、長さ8メートル、深さ2メートルにわたり片側1車線が陥没している。沈下が進んでおり、復旧のめどは立っていない。

市土木課によると、9日午前8時25分ごろ、近くを通行していた市民がひび割れているアスファルトに気付き市に届け出た。当初は約30センチ沈んでいた。同日午前に陥没箇所を埋めていったん道路を復旧。同午後5時ごろ、再び沈んでいるのを確認したため、現場付近の250メートルの区間を全面通行止めにした。2011年7月にも同じ場所で陥没があり、市はボーリング調査などを実施。地面に空洞は見つからず原因は分からなかった。同課は「他に地盤の変化は見つかっていない。沈みが収まり次第、早急に原因を調査して復旧に努めたい」と話している。  

一方、毎日新聞では・・・・「市道陥没:日田で 3年前と同じ箇所」 日田市は10日、同市神来町の市道元宮城内線(2車線)の250メートル区間を全面通行止めにした。片側車線が9日から10日にかけて長さ8メートル、幅4メートル、深さ2メートルにわたり徐々に陥没し、大穴が開いた。人的被害はなかったが、3年前にも同じ箇所が陥没した。近くの住民は「道路下の横に何カ所かある戦時中の防空壕(ごう)跡に土砂が流入したのでは。抜本的な修復工事をしないと、また再発する」と警鐘を鳴らす。

現場は市葬祭場前。陥没地点を含めて全体的に市道が傾斜していた。市土木課によると9日朝に穴が開き徐々に沈下。10日朝には深さ1メートル、夕方には2メートルに達した。「地下は農業用水管が埋まり、近くに防空壕跡も。まだ原因は不明」という。復旧工事に入るが、復旧見込みは未定。