日田モンロー現象出るか?

広瀬知事③広瀬知事②

釘宮磐大分市長が知事選に出馬する記者会見を開いた。出馬の理由は「市町村に対してトップダウン的な県のやり方を変えないといけない」などと語っているという。私から見れば広瀬知事のやり方はトップダウンではないと思っている。広瀬知事は「誰が出るかにかかわらず、自分の訴えるべきことを訴えていきたい」と自身の姿勢に変わりはないことを語っている。4選への意欲について「安心・活力・発展のこれまでの成果の上に新たな政策を積み上げながら、地方創生を大分県が先導する気概でやっていく」と昨年11月の出馬表明から変わりはないと説明している。

選挙戦は大分市市長である釘宮氏に大分市民がどれだけ支援するかが勝敗の分かれ目になるだろう。それと他市町村が広瀬知事への支援が何処まであるのかが勝負の分かれ目であろう。それに日田市民の動向。広瀬知事へ日田モンロー現象が出るのか期待される。以前、畑代議士が衆議院に出馬した時の獲得率のような、日田市民の絶対的な支援があるのかも注目の的である。

広瀬知事の後援会は、今回の選挙より商工会議所政治団体主催で行なわれるようだ。一般市民も巻き込んだ選対体制が確立することを期待したい。特に広瀬知事の地元である日田市の動向が鍵を握っているだろう。大分・別府市民への支援体制も大きな鍵を握るであろう。今回の知事選は日田市民にとって負けるわけにはいけない選挙になるであろう。体制づくりが急務。

出初式 消防団組織に苦言

出初式27.1.18出初式放水点検27.1.18 ③出初式放水点検27.1.18 ④出初式放水点検27.1.18 ⑤出初式放水点検27.1.18 ⑥

 

日田市消防団出初式が開催された。午前8時半から市内40分団約700名が参加した。陸上競技場で開催され、服装、操法点検などがあり、午前11時から三隈川旅館街沿いで放水点検、その後、パトリア日田で表彰式が行なわれた。夜は分団ごとに懇親会が市内のホテルで開催された。東有田分団も懇親会があり、9自治会長も参加する。若い消防団員と懇親する。礼儀正しく消防団員としての自覚もあり、頼もしく感じる。

しかしながら陸上競技場で開催された出初式を見学している市民が雑談を言っていた。「何で旧郡部は今だ分団があれだけあるの?あれだけ消防車両が必要なのか?市長は経費削減と言っているが何も手をつけない。旧郡部は団員数も定数に満たしていないと聞くが・・・」不満だらけを見学しながら述べている姿が印象的でした。

「早く統廃合を進めるべきではないか」と統廃合に取り組まない市長初め消防幹部に対する非難・苦言があった。方面制度も旧郡部は二つあれば済むと言っていた。合併して約10年になる今日、こうした課題が全く議会でも出ないし、執行部からの話もないのは可笑しいと市民は厳しい指摘をされていた。

原田市長の考えは間違っている?

前津江振興局上津江振興局①前津江振興局①上津江振興局振興局再編を説明する市長

5日、市役所で仕事始め式が行なわれている。市役所幹部職員を前に年頭挨拶で「振興局再編について」述べている。5振興局を3振興局に再編するという。振興局再編の提案について「これまでのように補助金や税金で支えられた社会は維持できない」と市企画振興部の言い分。公共サービスを市民やNPO、企業などの民の力が主体となって担う「新たな公共」の社会づくりを目指すのだという。「日本の『お任せ民主主義』が育てた自治の在り方を変える時期。

振興局再編で反発が起こることは想定していた。波紋が起こらないと本当の議論が始まらない。私たちが現場に出向き、互いに意見を交わして作り上げるべき話」と原田啓介市長の決意は固いと報道されている。周辺地域の住民は、地域で暮らす自治の在り方をずっと模索している。「いよいよ頼るところがない時代になってくる。住民自身が自助自立の精神を持ち、集落や地域がまとまって進むべき道を見いだす。だからこそ地域を自立させる策が必要です」

今回の振興局再編と住民自治の自助自立の精神とは次元が違った内容であると考えられる。振興局再編は市役所組織の再編である。前津江・上津江振興局を各下げて支所にする組織再編である。この問題を強く言い通せば、地元住民は猛反対することは必至。今の考えを通せば、いずれ中津江、大山、天瀬も支所になるのも見えて来る。組織の再編であるのなら差別なく、5振興局を一緒に支所にすれば、反発も少なくなるだろう。

大石元市長が消防署支所を再編した時も関係住民が猛反対で出来なかったことを想い出している。さらに、前佐藤市長がクンチョウ酒造問題で市長選の焦点になったことも想い出している。今まで同じ扱いでした振興局の組織が無くなれば黙っていないのが住民であろう。平等に扱って欲しいと願う住民が多い。

 

今年も元旦から荒れ模様・・・

初日の出27.1.1正月雪①27.1.1正月雪②27.1.1正月雪③27.1.1

 私のブログを見て頂いている皆さん、あけましておめでとうございます。昨年中、ブログに来てありがとうございます。時には励ましを頂いたり、お叱りを頂いたりしました。ブログでは市政に厳しく、特に市議会にも厳しい意見、要望もしました。市民からのメールや手紙も沢山頂きました。特に、市職員の不祥事に対しては厳しいものがありました。告発が出来なかった市長初め市役所幹部に対する非難が大きかった。しかしながら、ある筋からの告発でそれなりの処罰があったと聞いております。

昨年のことはこのくらいにして、今年初めての書き込みであるので、今年の主な出来事を述べてみたい。今年は統一選挙の年であります。知事選、県議選、市議選、市長選と続きます。知事選は広瀬知事の続投に間違いなし。県議選も無風状態。今のところ、桜木県議と酒井県議が勇退と見ている。そのあとがまに井上明夫市議と羽野武男市議が立候補する。その他、立候補の噂もなく、このまま行けば無投票になる可能性が強い。

市議選は新人が乱立する。西有田、東有田、三芳、天瀬、小野、夜明、咸宜地区から立候補の準備をしている。現職の勇退組は2名ぐらいであり、定数22名に27名ぐらいが立候補の意思を固めている。その外にも、数名が情勢を見ている。激戦になることが必至。市長選は今のところ、誰も立候補の表明がない。現職も3月議会で立候補表明するようだ。水面下で動きはあるが、表では出ていない。前市長の動き、新たな動きなどに目が離されない。

私自身のことですが、体に気を付けて、周辺部に住み、田舎片隅から地域のこと、日田市全体のことなどを私の意見、要望としてブログで発信したいと考えております。ブログでは言いたいことは思い切って述べます。高齢者の仲間入りしているので無理は禁物。今年も楽しんで過して行きます。元旦から雪荒れ模様。1年が楽しみである。

原田市長の政治姿勢を強く批判

原田啓介市長①原田啓介市長②

現在、開催されている日田市議会一般質問3日目(12日)最後の質問者の飯田茂男議員が強烈に原田市長の政治姿勢について批判した。その内容を毎日新聞が取り上げている。・・・・『原田・日田市長:再選への進退、3月議会までに』・・・・12日の日田市議会一般質問で、原田啓介市長は「新年度予算編成では、基本的に本格予算を組みたい」と述べた。飯田茂男議員(新世ひた)が市長の姿勢をただす中で答えた。現在1期目で来年7月に改選を迎える原田氏は毎日新聞の取材に対し「3月定例議会までに進退の可否を明らかにする」と述べた。

飯田議員は、天瀬地域審議会(11月25日)での振興局再編の市長説明に触れ、「原田氏は11年前(当時は立候補予定者)、広域合併慎重論だった。先日の審議会では『(広域合併に慎重にという)忠告を聞かなかったからこう(振興局の再編)なる』と言わんばかりの言葉に皆が言葉を失った。苦渋の決断に対し、今ごろなぜそれを持ち出すのか」と真意を聞いた。更に、市街地中心部のにぎわい創出事業中止問題にも触れ「市政への理念やリーダーシップ、手順に疑問を感じ、職員への責任転嫁も目立つ」と批判した。(以上、毎日新聞から引用)

市街地中心部のにぎわい創出事業中止問題については、他に数人の議員も質問で非難している。ワーキンググループや検討委員会メンバーにも全く事前説明もなく、突然中止の発表に怒りがある。市議会議長にも事前に報告もなかったようだ。まして議員には新聞発表後であり、議会開会日に報告するありさま。議会軽視も甚だしい。このことを怒らない議会も呆れている。議員の数人しか怒っていないようだ。このことには市民も議員に対し批判もあるようだ。当初予算に「にぎわい創出事業予算」があり可決した経緯もあるのでは・・・市民曰く、行政経験が長い石松副市長以下職員幹部にも批判がある。市長が手順に間違いがあれば進言すべきだったのでは・・・・それとも内部はバラバラなのか??

 

 

小さな声にも傾けて欲しい・・・安倍首相へ

自民党役員会安倍首相

安倍晋三首相の突然の解散で始まった師走の総選挙は、与党の勝利に終わった。市民は今後の政治にいろいろな思いを抱いている。富は公平に分配されるのか。ぎりぎりで生活する者の声は届くか。さまざまな願いや注文を聞いた欲しい。選挙の勝ち負けという数に表れない小さな声にも耳を傾ける姿勢を持ってほしい」。集団的自衛権や秘密保護法の議論に、世の中が追いついていないと感じる。 「ぼんやりとした疑問や意見、静かな怒りを持つ人が周りに結構います」。だが、日本の平和をどう守っていくかは、選挙の争点として注目されなかった。

「市民はアベノミクスの恩恵を受けられず、物価高に苦しんでいる。経済政策で富を増やすだけでなく、利益を社会全体にきちんと分配する方法を整えてほしい」。支援する生活保護受給者も月末になると食事の回数を減らすなど、苦しい生活を強いられているという。 「受給者や自殺者の増加は、戦前の米騒動や江戸時代の打ちこわしを生んだ社会不安につながる。このまま何もしなければ不安が高まり、新政権は長くは持たないだろう」。「所得税や医療保険料の累進性を今より高くし、低所得者の家賃補助や子育て世帯への給付などの政策にお金を回してほしい。首相は、ぎりぎりで生活している人の声を政策に反映し、社会不安を払拭するよう努力すべきだ」

教育委員会制度改革や「道徳の教科化」など、矢継ぎ早の教育改革について「政府の方針が、少ない議論でそのまま教育政策になっている。見かけはよさそうに見えても、中身には疑問点が多い。安倍首相の言う改革の中身は吟味した方がいい」と警戒感。道徳教科化について「価値観に関わることを教科として扱えば、内心の自由にも触れる可能性がある。慎重の上にも慎重を期した議論が必要だ」と見る。だが、教科化に向けた国の動きは早かった。「いろいろな場面で議論すべきところを飛ばしている」。小学5年生から英語を正式教科にする政策も「グローバル化という主張が先走りしていないか。評価を伴う教科を作るのは非常に重い。英語嫌いを出さないよう慎重に立案すべきだ」。「国民や専門家の意見を広く聞くべきで、多数派こそ、そうした謙虚さが求められる」と、首相に性急さを改める。

介護、利用者が第一で「財政抑制ありきでない、利用者本位の介護の仕組みを考えて」と注文。政府は団塊の世代が後期高齢者となる2025年に向けて、膨らみ続ける社会保障費を抑制しようと、「施設から地域へ」の流れを加速させている。「認知症の独居高齢者や老老介護は増えているのに、地域で支える仕組みは育っていない」と訴える。介護保険の仕組みは来年度以降、より複雑になり、一部で利用者負担も増える。25年には約100万人の増員が必要とされる介護職員の待遇改善について、安倍晋三首相は公示前に「しっかりやっていく」と発言している。「アベノミクスで景気が良くなっても介護職場に恩恵はない。人生の最後に関われる大切な仕事として、報われるようになってほしい」と願っている。

国民の間で議論が分かれる安全保障問題や、憲法の平和主義への首相の判断を気にかけている。「今回の選挙で国民が白紙委任したわけではないことを自覚してほしい」 政権復帰後のこの2年、安倍政権は特定秘密保護法の成立や集団的自衛権の行使容認の閣議決定を進めた。野党側や報道陣の質問を首相がはぐらかしたり、言葉を荒らげたりする場面もあった。「権力者が野党や国民から批判を受けるのは当然のこと。それが民主主義の基本なのだと理解してほしい」。さらに、「周囲にはお友達だけでなく、いさめてくれる人物を置いてほしい。日本の近現代史、論理学を学び直し、沖縄や震災復興の問題の解決に全精力を注いでもらいたい」と注文する。

与党は今回、衆院では憲法改正発議が可能な3分の2の議席を確保した。「権力者は、国民から負託を受けていることを自覚し、自重すべき時もある。歴史家から厳しい評価を受けることのないように」とくぎを刺したい。首相が進める安全保障政策を挙げて「戦争に送られることを人ごとだと思っていないか」と心配する。野党や報道陣への首相の対応ぶりに「品のよい、価値観が似た人たちの中で育ったせいか、異質な人たちとの調整が苦手なようだ」と印象。「国を愛する心を育てるのは大事かもしれないけれど、自分の思いを押しつけることなく、輪の外側にいる人たちのことも考えてほしい」。

 

いささか疑問あり・・・議会で問題

市役所26.8.4日田市街地26.7.24

現在、定例市議会一般質問が開かれている。3日間で18議員が質問に立っている。「市街地中心部にぎわい創出事業の中止」に関する質問が4議員います。質問する議員の中に、事業中止すると判断する前に、内容を検討してきた市民ワーキング会議、検討委に諮るべきだったのではないかと厳しい質問もあった。原田市長は「決定の手順が若干、狂っているという批判は甘んじて受ける。今後このようなことのないスケジュール管理を進めていきたい」と答えている。

市民ワーキング会議、検討委員会を立ち上げて審議を行なっている中、ある日突然、諮問した市長から記者発表する手法は過去に例がない。市民ワーキング会議、検討委員などが怒るのも当然かもしれない。そもそも、この話が出た時から市民の中には色々な噂話も起きていた。この事業の発端は誰がどのような時に話し、具体化して行ったのか知りたいものです。市民が願っていない事業が進められていたことに失望していた。

すでに今回の事業で相当の予算も執行されているようだが、完全な無駄遣いになる。責任の追及も必要だと市民は言う。原田市長の今回の決断は間違っていなかったが、その発表の仕方に問題もあるが、やむ得ない部分もある。今回の議会でもうひとつ問題化されていることに「振興局再編」課題もある。多くの関係議員が質問しているが、早く白紙撤回をすべき。全体を縮小し、数年後に全体を支所にして行く手法もある。やり方を間違えると住民運動が起き、最後には市長の責任追及になる可能性あり・・・

 

ささやかな祝賀会 偉大な受賞

ささやかな祝賀会①26.11.30ささやかな祝賀会②26.11.30

報道機関や地元新聞報道で「東久邇宮文化褒賞」の名誉ある賞を頂いた宿利博幸さんの偉大さが改めて見直されている。大分県内でも数名しか受賞したことのない東久邇宮文化褒賞の権威ある受賞に驚きを感じている。地元住民の懇談・雑談の場になっている浜田モータースに仕事の行き帰りに寄る宿利さんの顔が見える。性格もあっさり地元住民と気軽に話す宿利さんの姿がある。

いつも集まる有志3人でささやかな祝賀会を開くことになり、本人の希望どおり「ジョイフル」で食事会を昨夜開催した。祝賀会もいくつか計画があるようですが、本人の希望でジョイフルで食事し、雑談が一番良いということで、「ささやかな祝賀会」になった。食事をしながら雑談の中にも風格も身に付いている感じ。地元新聞の報道によると過去の受賞者は元総理大臣など考えられない人物が多い。勿論、日田では初めての受賞。来年の市政功労賞の対象の一人になった。市が推薦すべき。

 

提案されている振興局再編案では・・・

日田市役所26.7.28

大分合同新聞報道によると・・・・『上津江反対相次ぐ 日田市の振興局再編問題  上津江は振興局の再編に反対―。日田市内の旧5町村にある振興局を三つに減らす問題で、上津江地区での説明会が21日夜、上津江振興局であった。市は、上津江振興局を「支所」に変更し、窓口業務を残す素案を説明した。これに対し、上津江地区の住民代表は強く反発。反対意見が相次ぎ、会は約2時間に及んだ。自治会、商工会などでつくる上津江地区地域審議会(川村陽一郎会長)で説明した。原田啓介市長ら市執行部と、審議会委員15人が出席。地元の住民ら約40人も傍聴した。

委員は「再編で地域が良くなるとは思えない」などと発言。「構想を打ち出した市執行部の皆さんが、上津江に住みたいと思える提案なのか」「厳しい財政状況や人口減少が理由なら、市中心部も改革するのか」など市への不信の声もあった。原田市長らは「現段階で決まりという話でない」と前置き。「民間を活用した支援により、地域振興につなげたいという思いがある。どのレベルの行政機能が必要なのか、少なくとも3年はこうした場を頻繁に設け、意見を聞いていきたい」と話した。

川村会長は「地域で合意がないままの計画により、住民がいがみ合うことにつながってはいけない。振興局が存続していくことが望ましい」と話している。上津江地区地域審議会は今後、同じく素案で支所を提案された前津江町の自治会長らと協議することを予定している。
 市の素案によると、組織の見直しによる効率化のため、5振興局を3振興局に再編。天瀬、大山、中津江の3振興局を残し、上津江、前津江の両振興局を「支所」にする。支所は窓口業務だけのため、中津江振興局が上津江、大山振興局が前津江のサービスをカバーする。災害などの緊急対応は、現在と同等の態勢を整えるとしている。     ※この記事は、10月23日大分合同新聞朝刊15ページに掲載されています。

この振興局再編の計画案では納得しないだろう。5振興局の差別化を招いている。何で今回のような再編案が市の中で協議されたのか疑問に思う。特に前津江、上津江地区は猛反対するであろう。提案の仕方がまずい。誰が見ても可笑しな提案しか見えない。まず、振興局の課と係りを減らし、職員数を減らすこと。ある時期を迎えたら、同時に支所にするのが正しいやり方ではないでしょうか。5振興局同時にやること。今回のような何処を支所にするとすれば反対があるのは当然である。振興局を平等に扱うのが筋であろう。間違った考えは捨てるべき。

日田玖珠広域消防本部で不祥事

消防署①

大分合同新聞報道によると・・・・『勤務中にメール 司令補を減給 日田玖珠広域消防本部』 日田玖珠広域消防本部は26日、勤務時間中に頻繁に席を離れ、メール送信など私的な行動をしたとして、日田消防署に勤務する男性消防司令補(53)を減給10分の1(3カ月)の懲戒処分にしたと発表した。監督責任を問い、後藤則男本部総務課長と消防署長を文書訓告処分とした。

本部によると、司令補の携帯電話の履歴で確認した範囲では少なくとも、7月7日~9月6日までの2カ月間の勤務時間中、計214件にわたり、特定の相手と私的なメールのやりとりをしていた。司令補は同消防署で当直長を務める立場で、うち106件は他の署員が出動するなどしていた時間帯だった。調査した結果、業務に支障は出ていないという。司令補は「迷惑を掛けて申し訳ない」と話しているという。

本部は昨年2月、全職員に、勤務時間中の携帯電話やスマートフォンなどの利用を自粛するよう注意していた。会見で後藤本部総務課長は「不祥事を起こして申し訳ない」と謝罪した。 ※この記事は、9月26日大分合同新聞夕刊11ページに掲載されています。

一方、毎日新聞でも・・・・『減給処分:「当直長」私的メール 2カ月で214回送受信−−日田消防 /大分』・・・日田玖珠広域消防本部は26日、男性司令補(53)が勤務時間中に私的メールを送受信したとして減給10分の1(3カ月)の懲戒処分にすると発表した。メールは判明分だけでも2カ月間で214回に上り、半分は救急出動中だった。消防本部は職務専念義務違反と認定。管理・監督責任として金子徹・日田消防署長と後藤則男・消防本部総務課長を訓告処分にした。

消防本部によると、司令補は救急や火災、災害出動を統括する「当直長」だったが、7月7日〜今月6日の勤務時間中に、当直長室(個室)や室外で送受信した。105件は署員が救急出動中だった。消防本部の説明では、相手は「特定の人物」、内容は「たわいもないこと」とするだけで、プライバシーを理由に相手の性別を含め詳細な説明を拒否した。本人は「6月末から頻繁に送受信した。大変申し訳ない」と釈明しているという。日田市では昨年7月以降、市長部局の職員の不祥事が9件、市教委関係が1件発生し、今年7月に綱紀粛正の行動指針を出したばかり。

【先日の玉川町の火災時も市民が消防署に電話しても繋がらなかったと言う苦情を聞いていた。怠慢と言うか呆れてしまう。】