毎日新聞報道から抜粋・・・・『21日午後3時50分ごろ、日田市川原町の市道で、日田祇園祭の大和町山鉾(やまぼこ)(高さ10・6メートル)が運行中、最上部に据え付けた館(やかた)(縦横各1メートル、重さ約10キロ)が落下。後押ししていた若衆の頭に当たり、軽い脳しんとう。また、横で見物中の70代の女性観光客も顔に軽いけが。山鉾責任者の話では、運行中に館が誤って道際の電柱に触れたらしい。
このため隈地区関係の全山鉾4基を運行停止し、日田署の事情聴取を受けた。22日の運行は改めて道路使用許可を取り直し、安全点検した上で運行の是非を協議する。一方、豆田町関係山鉾4基は予定通り「晩山」もこなした。』・・・以上、毎日新聞報道から抜粋する。
関係者に聞くと、今年の祇園祭開催にあたり祇園山鉾振興協議会で開催するか、中止するかの協議が行われたという。その中で中城・港町山鉾代表者は自粛の声、豆田上町と御幸通り代表者はどちらとも意見は述べなかったという。隈4山鉾代表者は開催する意向で意見一致ではなかったが、開催する運びになったという。(祇園祭を開催するか、このような話し合いがあったと関係者から聞く。間違っていれば教えて欲しい。)
昭和28年の大水害以来の豪雨になった日田市では、今回の豪雨被害で豆田地区と隈地区ではだいぶん違っていた。三隈川沿いの隈一帯は殆ど被害はなかったが、花月川沿いの豆田地区は大きな被害が起きている。もし、被害が逆であったらどうしたのか。今回の祇園祭開催に市民の声は、厳しい声も聞こえる。「祭りに参加する気分ではない」という豆田地区の市民の声も聞こえた。隈地区の山鉾が事故を起こしたのは、神様からのお差しという市民もいる。