校門前で喫煙、非難と同情 先生のたばこ事情

2015/09/01

禁煙看板禁煙②

ある学校の近くを通ると先生達の喫煙風景を見かける。学校敷地内は禁煙看板があるため道路に出て喫煙している。可哀想な風景である。市民曰く「学校内で喫煙所を設けるべき」との声も聞く。人目を気にしてこそこそと喫煙をする教職員の様子は、かつての不良少年の姿とダブる。「教育上いかがなものか」「分煙すればいいのに」。教育現場の戸惑い、賛否が分かれる街の声もある。学校の敷地内が禁煙になったのは10年前の2005年度である。公共施設に受動喫煙対策を求めた健康増進法の施行を受けての決定です。

市教委は「地域の皆さまに不快感を与えるとともに、児童・生徒に喫煙する姿を見せることになり、教育上好ましくないと考えている」と述べている。「場所、時間帯などに配慮するよう指導する」とも述べたが、あくまで校内全面禁煙は譲らない方針。ちなみに、市教委のある市役所内は喫煙所なら、たばこはOK。分煙施設がある。そこで、学校内でも子供達に目に止まらない場所に喫煙場所設置を望む市民も多い。運動会や学校行事で一般市民も学校に出入りすることも多い。そうした場所設置を考えるべきとの声もある。それとも、国は思い切って法律でタバコ喫煙全面禁止の法律を作ったら。タバコ生産者も無くす。日本たばこ産業株式会社も廃止する。