日田の“将来像”探る 立候補予定者が公開討論

2015/07/04

大分合同新聞報道によると・・・・・・・「日田の“将来像”探る 立候補予定者が公開討論」・・日田市長選の立候補予定者による公開討論会が2日夜、市内三本松のパトリア日田であった。日田青年会議所(伊藤将友理事長)が主催。出馬表明している現職の原田啓介氏(56)と、新人で元県教委社会教育総合センター長の小池昭太郎氏(57)が、与えられたテーマや互いに質問する形で政策やビジョンを語り、市民約千人が話に耳を傾けた。

市街地中心部にぎわい創出事業が中止になったことについて、小池氏は「活用策を協議した民有地は豆田と隈をつなぐ重要な場所。何らかの形で市が活用すべき」と発言。原田氏は「多くの公共施設を抱え、将来的な維持管理は難しいと考え中止した。土地を民間や市民で活用する際は支援したい」とした。旧郡部の5振興局の再編について、原田氏は「振興局と支所という名称にこだわらず、地域を見守る新たな公共サービスが必要。誰がどう地域を背負うのか考えないと」。小池氏は「振興局を中心に地域の特産品などを掘り起こす。ある程度の予算や権限を与え地域を盛り上げるべき」と示した。

「日田は文教観光都市。咸宜園にちなんだ教育施設はどうか。大学の学部や高等教育機関にも来てほしい」と考える小池氏に対し、原田氏は「県の林業試験場や日田林工高校など基幹産業を育てる機関がある。西日本唯一の林業大学校をつくりたい」と述べた。 討論会の様子はケーブルテレビで4日(午前10時、午後1時、同8時、同11時)に放送する。全国各地の選挙の立候補予定者を紹介するサイト「e―みらせん」(http://e-mirasen.jp/)でも約1週間後に配信する予定。   ※この記事は、7月4日大分合同新聞朝刊に掲載されています。