日田市選挙管理委員会は９日、任期満了（８月４日）に伴う市長選挙の日程を７月５日告示、１２日投開票とすることを決めた。現段階で出馬表明した候補予定者はなく、１期目の原田啓介市長は「３月定例市議会までに進退を決めたい」と話している。前回は新人の原田氏が、再選を目指した佐藤現職市長を破り初当選している。有権者数は５万６９３２人（昨年１２月３１日現在）。色々とうわさ話はあるが、表面に出るような話ではない。

前市長の動向、前々大石市長の動向（１月下旬に外国から帰郷）なども関心の一つ。本来であれば、現原田市長が昨年中に立候補表明するのが筋であるが、今だ表明出来ない理由があるのか疑問に思っている市民も多い。前回の市長選が異常な選挙でもあった。佐藤前市長の４年間の評価を出す審判でもあった。絶対多数で当選するはずが、僅差で落選し、その受け皿を受け持った原田現市長が当選したと市民の一部で話されている。いずれ原田現市長は３月議会中に出馬表明するだろうし、そこから市長選の水面下の動きが活発化するであろう。