バラマキ政治がさらに拍車・・・

2011/05/30

佐藤市政は『平松県政』に良く似たやり方をしていると言う市民がいる。箱物を次から次へと作り続けている。咸宜小学校校舎改築、南部中学校校舎改築、東有田中学校体育館、旧月出山小学校跡地の改築、伏木小学校体育館、旧小山小学校跡地校舎改築など4年間の実績は箱物建設中心である。さらに、今年度に入って屋形船(遊船)を買い取るために町づくり公社の設立、椿ヶ鼻ハイランドパークの全面改修、フィシングパークの建物改修、これから小学校統廃合した跡地に箱物建設、また、ここに来て3月議会で議会からNOを付き付けられたクンチョウ酒造の買取が出始めている。5月26日の夜には豆田住民を対象に説明会をして、市全体の説明会もパトリアで開くと各町内班毎に回覧板が回った。市民から次のようなメールも・・・
『昨日市議会便りを見ていて気になったクンチョウ酒蔵を美術館にするとかなんとかという話の件であります。まぁ市のやることだからいちいち市民にはお伺いを立てる必要もないのでしょうが、この計画はいつ、誰が発案したのでしょうか?記念美術館を作る名目はまぁ納得できますが、なぜクンチョウの酒蔵なのかとか?買い取るからには市の財産であるにもかかわらずクンチョウは使い続けるような記述を目にしたので、宇治山哲平美術館も失敗したのに同じようなことをやろうとする意図が不明だと思ったので。下衆の勘ぐりですが、美術館にする際に当然補強等必要ですが、市が補強した入れ物をいつでもクンチョウが買戻しを出来るようになっているとしたら、ほんと前時代的政治だと思うのですが。美術館本当に必要ですか?入る人がいなかったから宇治山哲平美術館もシマエテしまった過去もあります。ホントに必要ならしっかりとしたものを一から作るべきだと思うんです。江戸時代の人が残したように、今の人間が数百年残るようなものを作ることの方が大事なような気がしますけどね。まぁこのネタがクンチョウと日田の癒着じゃないことを願います』
新年度に入って開発公社理事会があり、本来であれば副市長が理事長職に就任することになっているが、ご承知のとおり何故か副市長は1年間の間に2人が辞表を提出している。そこで、佐藤市長が就任したようだ。理事4名は総務企画部長、農林振興部長、土木建築部長、商工観光部長で構成されているが、議会からは誰も選任されていない。何事も市役所内部で決められていく方式納得しがたい。第3セクターに次から次へと補助金を投入する政治に納得しますか。昨年70周年記念事業で開催された『食の祭典』も復活の兆しも・・バラマキ政治に終止符を打たないと日田は潰れる道を進むだろう・・目先だけの政治でなく、10年先を見越した政策を市民が・・・