市教委 県教組のミニ懇案内配布 百人規模処分へ

2014/10/16

教育会館

大分合同新聞報道によると・・・・・『小学校の管理する学級名簿を使い、県教職員組合主催の懇談会「ミニ懇」の案内チラシを教員が保護者に郵送するなどしていたとされる問題で、日田市教育委員会は14日、臨時教育委員会を市役所別館で開き、関係した教員を処分することを決めた。市教委は詳細を明らかにしていないが、関係者によると、処分を受けるのは100人規模になるとみられる。

会議は非公開。市教委によると、7月28日から8月29日、市内の14小学校で県教組のミニ懇を実施。13校で教員が学級名簿を使ってチラシを送付し、1校では児童に持ち帰らせたという。関係者によると、市教委は学校が管理する名簿を各保護者の同意を得ずに組合活動に使うことは、市個人情報保護条例の目的外使用に該当すると判断したとみられる。職務時間内にチラシを児童に配るなどした場合は、地方公務員法の職務専念義務違反に当たるという。今回の処分は大半が厳重注意や訓告になる見通し。

処分内容について市教委は「対象者に処分を知らせる前で、現段階では申し上げられない」としている。同じ問題が明らかになっている竹田市教委は、職務専念義務違反での処分を検討している。個人情報保護条例違反での処分は見送る見通し。』  ※この記事は、10月15日大分合同新聞朝刊23ページに掲載されています。