佐藤陽一氏の市長在職4年間の評価!!

2011/06/30

4年前、4人の候補が日田市長選に立候補し、見事当選した直前まで県幹部職員でした佐藤陽一氏が当選した。4人の中で圧倒的な得票で当選し、日田市の将来に期待も大きく希望もあった。この4年間、実績を評価する市民もいるだろうが、4年前に応援した市民で『こんなハズじゃなかった』という市民も多くいることも事実である。その実績を検証して見る。
議会との関係から見てみると、全体的に市議会議員を甘く見ている感じでした。その点、県議会議員には気を使っていた感じ。あらゆる市の行事で来賓として招待し、市議会議員は一般席が多かった。議会提出議案でも幾つかの議案で論議になった。佐藤陽一氏が市長に就任して2年目の当初予算からひなまつり健康マラソン大会補助金150万円をいきなり全額削除したことでした。他のスポーツ大会補助金は全く当らずに、この補助金だけ削減したことに議会は全員で反対したが、聞く耳持たなかった。議会とは4年間、ことごとくトラブルを起こしている。開発公社への議会選出議員での提案拒否、認定子ども園問題、国民健康保険税のいきなりの30%値上げた。その結果、滞納者が倍増し、4億円近い余剰金が出た。
本来であれば、こうした議案が議会に提出された時点で、議会が市長に考え直すことをするのが筋であるが、議会内では何でも賛成議員する議員が多かったために、市長提出議案が殆ど可決されていた。そのため、佐藤市長はさらに強引な事業なども取り上げ始めた。それが行政主導のクンチョウ酒蔵買い上げ問題、屋形船公有化問題が起きてきた。第3セクターの前津江ハイランドパーク、中津江鯛生金山、上津江フィシングパーク、大山ひびきの郷への4年間の投資額が甚だしい。議会の一般質問などでこうした施設を手放す方向性をするべきとの意見もあったが、佐藤市長は聞く耳なし。毎年施設改修費を上げている。いつまでも市が持つ施設ではない。まだまだこの4年間の佐藤市長の市政運営手法に疑問を持つ市民も多いことも事実である。