『こんなハズじゃなかった』が色々な場面で・・・

2011/07/11

今回の市長選の中で『こんなハズじゃなかった』という言葉が多く使われた。まず最初に使った原田啓介氏の告示前のパンフの中で使われている。原田氏が4年前に佐藤候補を応援し、当選し市長に就任し、まちづくり論争を何度も行ったようです。2年前に屋形船の公有化問題で2人の中で亀裂が起きたようです。原田氏はその後の佐藤市政を上意下達・門答無用の官僚主導の市政運営が繰り広げられ、市民不在の市政だと言っている。このことを指して『こんなハズじゃなかった』と言っている。
一方、佐藤候補も自分のホームページの中で『こんなはずじゃなかった』と言っている。前回の市長選の時に「21世紀の日田市を創る会」の責任者として市長佐藤陽一を生み出した男である。生んだらどんな逆境でも育てるのが甲斐性ある男の生き方だと思うが・・・指導者たるモノ、ゴールがぶれてしまってはどうにもならない。かって選挙戦を一緒に戦った連中も一言。『こんなはずじゃなかった』
選挙結果についても佐藤候補の言葉が浮かぶ。『こんなハズじゃなかった』と言っているようにみえた。それにしては激戦の市長選であったことが伺える。原田事務所内の状況を見る限り、1695票差の選挙戦ではなかったようにみえた。新人が現職に挑戦する時はこのように支援者の顔が見え難い戦いになることも予想されていた。投票率が64.33%と低かったことは原田候補には不利と思えた。それにしても市民の政治不信は底辺にあることも分かった選挙でした。