すざましい女性勝手連の動きが・・・

2011/07/14

毎日新聞に『組織がない、金もない手弁当の新人の草の根選挙が、現職の組織型の厚い壁を打ち破った。勝敗を分けたのは、主婦など女性票。投票日3日前から変化が表れ始め、原田氏が訴える「佐藤市政の無駄遣い」「独断的な行政手法」に敏感に反応。個々人、グループごとに顕在化して「市政チェンジ」の呼びかけの輪が広がった。原田氏の立候補表明は、わずか告示2週間前。担ぎ出した現市政批判勢力を含め、てんでんばらばらで、組織の体をなさず、「後援会」の体系化を断念した。選挙資金から食料までカンパや手弁当。「多くいるはずの勝手連」も、どこにどの程度いるのか見当がつかず、「負け戦」覚悟のスタートだった。』
まさに、毎日新聞記者が言うとおり、負け選挙覚悟の中、選挙戦がスタートした。事務所には市民は来なく、ヒッソリした静かな時もあった。こうした選挙運動をしたことが今までになかったので困惑していた。選挙戦後半になって少しは盛り上がって来たが、相手候補が先行しているようでした。だから、開票結果が今だ信じがたい。開票から4日経っても信じたいが夢の中にいるようです。本当に信じていいのか。新聞でも指摘していたが、今回の選挙は女性の票が相当に動いたために勝敗を決めたと言っても過言ではないと思う。すざましい女性勝手連の動きがあったことも間違いない。それだけ女性の心を動かすことがあったと思う。
今回の選挙の特徴の一つに、現佐藤市長にお辞めになって貰いたいという市民も多くいたことも事実である。佐藤市長の政治手法や市民に対する目線が高いなどがあった。だから原田啓介氏が良いとも言ってはいない。選ぶ選択枠が2人しかいなかったので、佐藤現市長が駄目なら原田氏に投票したという市民もいる。原田氏の政治力、政治手法が良いかも全くの未知数である。これから4年間、原田氏が市長として政治手法や市民との接触でどれだけの信用があるのかか問われるだろうと冷ややかな市民も多い。選挙が終わって、ノーサイドで何処まで市民平等で市政運営をされるのか期待するところもある。