今回の市長選で・・・・

2011/07/15

今回の市長選で見えたものが幾つかある。その一つに投票率が前回から見れば13.07ポイント下がっている。人口の少ない三津江地区は余り下がっていないのに、中心部の地区は軒並み10ポイント以上下がっている。前回は立候補者が4人、今回は2人と投票する選択枠が少なくなったこともあるだろう。それに、国の曖昧な政治動向も全く影響がないとは言えないだろう。
選挙が終わって市民と接触すると意外な面も浮かび上がる。64.33%の投票率とは2万人近くの市民が投票行動をしていないことになる。『どちらが当選しても生活がよくなるとは思わない』、『政治不信になっているから投票には行かなかった』など市民の中には、今回の市長選に無関心な市民も沢山いたことが分かった。『投票しなかったことも自分の意思表示だ』と言う市民もいる。
4月に行われた県議選、市議選、今回の市長選ともに投票しなかった市民が増えつつある現状をどうすれば投票率が上がるか対策を考える必要もあるだろう。以前は市選挙管理委員会が広報車で呼び掛けていたが、今回はその風景も見られないようでした。政治に関心を持つ市民が増える対策を考えることも今後の重要な施策かもしれない。