豆田上町通り、交通量が増加

2014/07/30

豆田上町通り①

大分合同新聞報道によると・・・・・「車は30キロ」守って 豆田上町通り、交通量が増加」 日田市を代表する観光エリア「豆田地区」の上町通りで交通量が増加し、歩行者の安全確保が課題になっている。走行速度30キロの規制区域(ゾーン30)内にもかかわらず、狭い通りをスピードを出して通過する車両も少なくない。「豆田上町通り商店会」(冨安裕子会長、49軒)は、「ゆっくり走ろう運動(仮)」を始める。ゾーン30を周知し、地元の住民や観光客が安心して歩ける通りを目指す。

上町通りは、豆田地区のメーンストリートの一つ。道幅が狭く信号はない。近くにある玉川バイパス(国道212号)や大型商業施設、官公庁街への抜け道になっている。商店会が2年前に調べた車両通行量の調査結果によると、同じ地区内の御幸通りと比べ2倍以上の5249台(平日、9時間)だった。昨年度、ゾーン30について日田署、地元住民や行政などで協議。学校が近くにある現状や観光地であることなども考慮し、豆田地区一帯が設定された。

ただ、上町通りは見晴らしのいい一本道でスピードが出やすくなるという。区域指定を受けた後も住民が危険を感じている他、市観光協会に観光客からの苦情が寄せられており、対策が必要になっている。商店会は臨時総会を開き、通りの交通環境の改善について協議した。昨年、ゾーン30の道路標識や道路標示が設置されたことを冨安会長が説明。参加者は、特に朝・夕の時間帯に通行量、速い車が多いことなどについて意見交換した。「ゆっくり走ろう運動(仮)」を実施し、ドライバーへの啓発や周知をしていくことを決めた。冨安会長は「安心・安全な優しい豆田にするため、多くの人に広めていきたい」と話している。 ※この記事は、7月30日大分合同新聞朝刊16ページに掲載されています。