根底に現状維持の考え方が・・・

2014/07/22

諸留町自治会の体育部がA・Bに分割されて40年を過ぎている。東有田体育協会で各種目競技に出場している。諸留町住民はスポーツで敵味方になっている部分がある。ある時は自治会組織で出場(大分合同町内対抗ソフトボール大会)し、地区である競技はいがみ合うこともある。こうした自治会組織が可笑しいということで、過去に一本化する動きもあったが挫折している。長い間、分割していることで一緒になることに抵抗がある住民もいるようです。

そこで、今年の自治会総会時に来年4月より一本化に向けて、親睦を基本に多彩な事業を計画していた。今夜、班長会議を開催し、9月に開催される地区体育祭終了後にA・B合同懇親会を企画し、その計画案を提案した。ところが二つの集落より反対意見があり、論議した結果、白紙に戻すことにした。その他、一本化に向けた事業も白紙に戻した。根底に現状維持の考えをもった町民もいるようだ。スポーツだけを考える町民もいるようだ。自治会組織を考えた時、分割された町内では自治活動に障害あることも分からないだろう。

このまま行けば、来年総会時に提案予定の一本化提案も挫折することになる。それだけ、A・Bの間に深い溝があるようだ。無理をせずにこのまま行くことが無難なやり方かもしれない。一部の町民に抵抗があるので、一本化になる可能性は低いことも分かった。将来いつか誰かの時代に自治会内の体育部一本化の話を提案することを期待することに心の底で思う。難しい難題かもしれない。

東有田地区は市内でも有数の過疎地域になり、世帯数も毎年減少し、高齢化率も極端に高くなりつつある現状である。体協が開催している種目も参加する町内も減りつつある中で、地区民一同も考え方を見直す時期が来ているのではないでしょうか。来年以降の各団体への補助金も洗い直す時期も到来している感じ。頭の痛いことばかり続く今日この頃です。