複合文化施設、整備方針決まる 16年夏オープン目指

2014/06/20

中央公民館

毎日新聞報道によると・・・・「複合文化施設、整備方針決まる 16年夏オープン目指す」 日田市19日、市中央公民館を大規模改修して博物館や美術品展示ギャラリー・収蔵庫を整備する「複合文化施設」の基本方針をまとめた。同公民館の利用者団体と一時紛糾したが、ようやく8億5900万円を投入するビッグプロジェクトが本格始動する。

1960年建築の現博物館は老朽化に加えて収蔵スペースが不足し、駐車場もわずかに数台分。市所蔵美術品も一部を中央公民館の収蔵庫で保管しているものの、故岩澤重夫画伯の寄贈作品はいまだに京都市内の貸倉庫に預けているのが現状。一方、中央公民館のホールは建築基準法改正で天井脱落防止対策が迫られている。

新博物館は地質、動植物など自然界を中心に、水族館や動植物などの生態、天体、宇宙、埋没樹木(小野地区)展示などの「自然史博物館」とする。必要面積1255平方。美術品収蔵庫も150〜250平方メートルが必要。展示ギャラリーはホール改装で対応し、250平方メートルを確保。いずれも収蔵庫は別棟(増築)にする。今年度内に基本設計と実施設計を完了。15年6月に着工し、16年8月のオープンを目指す。