「戦没者追悼式」を変更する時期では・・・

2011/08/22

日田市では9月下旬に日田市戦没者追悼式が毎年開催されています。先の戦争で戦死した戦没者を追悼する式典であるが、関係者の高齢化が進み、参加者も毎年減少している状況である。日田市もここらでやり方を変えて、8月15日に「世代を超えて平和を考える日」として、「戦没者追悼式並びに平和祈念式典」に変える時期が来ているのではないでしょうか。この事業実施は、日田市が主催し、日田市遺族会、日田市被爆者の会、各住民団体等の市民の皆様と協賛開催することです。
戦後60余年を経て戦争の記憶の風化を防ぎ、21世紀を平和の世紀としていく意識を醸成するため、8月15日を「世代をこえて平和を考える日」と位置づけ、第二次世界大戦で犠牲になられた方々のご冥福を祈るとともに、平和を願うことを趣旨とした式典等を開催する。式典では遺族の皆さん、市民の皆さんによる献花が行われ、その後、「市民合唱団」や「市内小中学校」の皆さんによるコーラスと平和祈念では「いま語り伝えたいこと」として日田市被爆者の会の方による被爆体験談、そして正午に黙とうが行なわれる。
午後には戦争に関しての映画を上映し、ロビーでは平和展として、沖縄地上戦の戦闘状況や住民の様子を撮影した当時の写真などを展示した「沖縄県平和祈念資料館所蔵パネル展」を開催したら如何でしょうか。今年は無理としても来年以降に日田市戦没者追悼式のやり方を変更することも考える時期が来ていると思われる。