市民と掛け離れた考え・・・・

2014/04/21

市役所①

今日、自分の用件で市内数箇所に行くが、話題は市役所職員による横領事件の話になる。「市民が納めた税金を横領して返還すれば罪にならないのか」、「滞納しているが納めない」、「告発してケジメは付けるべき」など市民の目が厳しい。「どれだけ職員研修をしても駄目。元々の倫理観や使命感がなくなっている」という。さらに、「過去に税務課職員の怠慢な仕事で迷惑を掛けられた」、「最近、市職員に緊張感が全くない」、「仕事のミスが多過ぎる」、「市役所職員の仕事ぶりは民間企業では考えられない」、「悪い習慣が残っている」など一気に市役所職員への苦情が噴き出ているようだ。

今回の横領事件は違法性、経済損失の有無、市民への配慮を考えると刑事的に制裁を負わせるべきと言う市民の声は大きい。ケジメを付けるためにも告発をすべき。横領したお金を全額返済し社会的な制裁を受けたから、刑事告発はしない考え方は間違っているという市民が大多数であることも事実。市が訴えないのなら市民が訴えるとその考えが広まっている。今回の事件は市民のお金を横領した悪質な案件である。

相次ぐ不祥事に副市長は職員に対し「酒宴自粛」の要請をしているが、飲み会が減れば市内の飲食業界への影響もある。酒宴を自粛したから不祥事がなくなるとは言えない。職員一人ひとりが倫理観や使命感を改めて認識して公務員としての自覚を持つべき。問題を抱えている職員は勇気をもって身近な方への相談をして早期に解決策を見つけ、ギャンブルなど賭け事は程ほどに抑えること。借金を抱えている職員は生活設計をもう一度立て直すなど市役所全体で不祥事再発防止に努力すべき。