毎日新聞は2日連続に報道・・・リサイクル施設未稼働問題

空き缶空き缶①

3月27日に毎日新聞報道・・・・『国庫補助リサイクル施設:おおいた市民オンブズマン「稼働してなく無駄遣い」 日田市が関係書類開示 /大分』・・・日田市内の社会福祉法人が4年前に国庫補助約2000万円で設置したペットボトルや空き缶のリサイクル授産施設について「現在も稼働しておらず、無駄遣いの恐れがある」として、NPOおおいた市民オンブズマンの永井敬三理事長が市に情報公開請求していた関係資料が26日、開示された。

これに関し、法人側は「(稼働していないのは)市は原材料を無償提供する約束を守らないから」とするが、市側は「約束していない」とし、主張が食い違っている。開示された概算損益計算書には原材料の仕入れ原価計算書などは記入されておらず、オンブズマンは「手続きをした県や意見書を付けた市をはじめ、法人自体にも問題がありそうだ」として県にも情報公開請求しており、27日に開示される。「最終的に会計検査院に検査要求の手続きを取ることも検討したい」という。【楢原義則】

翌日の28日の毎日新聞報道によると・・・・『日田市内の社会福祉法人が4年前に障がい者自立支援事業で国庫補助約2000万円を使い設置したリサイクル施設がほとんど稼働していない問題について、県障害福祉課は27日、「事前協議などを踏まえ補助の目的に従って交付した」と正当性を主張した。

おおいた市民オンブズマンが「県の審査はずさんで補助金決定は違法」との指摘に答えた。この問題では概算損益計算書に原材料の空き缶などの仕入れ原価の記載はなく、日田市が無償提供する約束をしていたかで法人と市の主張が対立。同課は「原材料の入手法を審査段階で確認してない」としつつ、総合的に判断したと述べた。一方、施設が稼働してないことについて、同課は「就労訓練や能力向上目的に従って稼働させるよう法人を指導したい」と話した。【佐野優】

 ◇空き缶無償譲渡の約束は 食い違う市と社会福祉法人

空き缶無償提供の約束はあったのか、否か−−。真っ向から対立している日田市と社会福祉法人の主張はいずれが正しいのか、話を聞いた。法人は2009年9月、市所管の空き缶などの提供を求める陳情書を市に提出。10月13日、担当部局と市長(当時)が協議。「障がい者施設とはいえ、1法人のみの優遇や随意契約はできない」(福祉保健部)との結論だった。同30日、担当職員が法人側に口頭で協議結果を伝えた。「わかりました」との返事だったという。

これに対し、法人は激しく反論。「09年7月以降の事前協議で、無償提供(1200万円相当)は約束事。一度も反対されたことはない」とし、「協議結果を伝えたというのは市の事実関係の歪曲では。不可と分かっておれば、そのまま事業は進めなかった」。事業は翌10年1月、補助金交付決定、3月中旬振り込み、施設導入と、不可思議な過程をたどる。原材料確保の見通しがないまま、借りた倉庫の中。出番は?【楢原義則】