山鉾幕に安住の地 豆田待望の保管庫

豆田山鉾①豆田山鉾②豆田山鉾③

毎日新聞報道によると・・・・・日田祇園祭:山鉾幕に安住の地 豆田待望の保管庫 振興会、刺しゅうの傷み軽減を歓迎−−日田市教委 /大分 ◇旧古賀医院か旧船津歯科医院、「まちづくり歴史交流館」に

日田市教委は日田祇園祭・曳山(ひきやま)行事(国の重要無形民俗文化財)の主役、祇園山鉾(やまぼこ)計9基のうち、豆田地区4基の背面や舞台回りを絢爛(けんらん)に飾る「見送幕」「水引幕」の保管場所を、保存修理中の「豆田まちづくり歴史交流館」(仮称)に決定した。構成施設である「旧古賀医院」内か「旧船津歯科医院」内か、地元と最終協議する。

7月にある祇園祭終了後、隈・竹田地区の山鉾5基の見送幕、水引幕、旗は本体と一緒に隈町の日田祇園山鉾会館に収納されるが、豆田地区4基分は天領資料館や個人の土蔵、倉庫などに分散収納されている。このため日田祇園山鉾振興会(後藤稔夫会長)は「江戸末期から明治初期製作の貴重な文化財」「平らに保管するのが最良だが、豆田地区の多くは折りたたんで狭い引き出しなどに重ね保管。刺しゅうの傷みが激しく憂慮される」と2010年4月、保管庫建設を市長に要望した。

豆田地区の見送幕、水引幕は各9枚。1000万〜1500万円かかる美術品だ。波多野平・振興会副会長は「下町の見送幕は日田最古の1836年製。天領資料館の引き出しでは傷みが心配」と、保存先決定を喜ぶ。歴史交流館は防災、伝統工法継承、観光などの情報発信拠点になる。保存場所第1候補が旧古賀医院(1932年の洋風建築)。7月工事終了、9月開館予定。2階北東角の部屋(奥行き3・38メートル、幅1・70メートル)を予定するがやや狭い。

波多野さんは「15年度に整備予定の旧船津歯科医院が広くて適所だ」と訴える。旧古賀医院のすぐ近くにあり1914年建築の洋風建築だ。どちらも市所有。軍配は?