新聞でも一斉に報道!!

2014/02/08

原田啓介市長①

西日本新聞、毎日新聞、読売新聞、大分合同新聞夕刊で「日田市長の公用車、身障者用駐車場に 市長陳謝「再発防止を徹底」について報道されている。如何に大きな問題だったのか分かる。西日本新聞では・・・「日田市の原田啓介市長がパトリア日田(同市三本松)で開かれた式典に公務で出席した際、市長公用車が約50分間、身体障害者用の駐車場に駐車していたことが分かった。原田市長は7日、緊急の記者会見を開き、「公務の中でこういうことが起き、大変申し訳なく思っている。再発防止を徹底したい」と陳謝した。

市によると、原田市長は6日夕、市内の企業団体の式典に出席。公用車を運転していた総務課の男性職員(50)が市長を施設の出入り口付近で降ろした後、近くの身体障害者用の駐車スペースに止めたという。職員は駐車後、式典会場内で待機していた。市が事情を聴いたところ、職員は「急いでいたため身障者用駐車場に止めた。(身障者専用については)他のことに気を取られ、特に留意することはなかった。反省している」などと話しているという。市は7日、男性職員に再発防止の指導を実施。また各部署の部課長に対し、職員の指導を徹底するよう指示する文書を配布した。

一方、毎日新聞では・・・・「日田市長公用車:身体障害者用駐車場で50分“占拠” 係長を厳重注意 /大分・・・「日田市長の公用車が6日夜、市民文化会館「パトリア日田」出入り口にある身体障害者用の乗降駐車場を約50分間“占拠”していたことが判明し、原田啓介市長は7日、緊急記者会見。「経済団体記念式典出席のため係長に送らせたが、待機場所は知らなかった。本来指導すべき立場の係長の行為はゆゆしき問題だ」と陳謝。市は再発防止のため綱紀粛正を庁内に伝達し、係長に厳重注意した。

記者会見では、駐車に気付いたマスコミ関係者が客席にいた係長に移動するよう注意を促したが、駐車を続けたことも判明。係長は事情聴取に「パトリア裏の駐車場は満杯で、つい問題の場所に止めた。注意内容は理解したが、他のことに気を取られた。今思えば、なぜ適切に対応しなかったのか後悔している」。目の前の市博物館前は数台分の空きスペースがあった。係長は福祉部で障害者を担当したこともあった。

市長によると、公用車は午後5時50分、パトリア着。降りて会場に入り、あいさつ。次の会合出席のため午後6時40分に会場を出ると、係長から障害者用駐車場に案内された。市身体障害者福祉協議会の湯浅信博副会長は「係長の行為はマナーやモラルの問題で、常識にも反するのでは」と苦言を呈した。

 さらに、読売新聞では・・・・公用車障害者用に駐車・<日田の式典来場者注意、移動せず>「日田市の原田啓介市長が6日、市民文化会館「パトリア日田」で開かれた経済団体の式典に出席した際、市長公用車が約50分間、身体障害者用駐車場に止められていたことが分かった。市は、公用車を運転していた男性係長(50)を厳重に指導し、再発防止を求める文書を職員に配布した。原田市長は7日記者会見し、「申し訳ない」と謝罪した。

市によると、公用車は6日午後5時50分頃、同市三本松の同会館に到着し、市長は通用口付近で降りた。係長は近くの身体障害者用駐車場に止め、式典会場に入って客席で待機した。公用車が止まっていることに気付いた来場者から式典中に注意されたが、市長が会館を出る午後6時40分頃まで止め続けた。当時、会館敷地内の駐車場(52台)は、身体障害者用駐車場(2台)以外は満車だった。道路を隔てた第2駐車場には空きがあったという。

係長は「急いでいたため止めてしまった。注意を受けたが、市長の退出予定時間が迫り、次の会場へ急ぐ必要もあったため、そのままにした。後悔している」と話しているという。原田市長は、身体障害者用駐車場に止めていたことは知らなかったとし、「このようなことが起きるのは極めてゆゆしき事態。再発防止に努める」と話した。市は7日、綱紀粛正と服務規律の確保を徹底するよう管理職に文書を配り、職員への周知を求めた。

県身体障害者福祉協会の戸高誠会長(76)は「行政は身体障害者用駐車場の適正利用を呼びかける立場で、そこに止めるのが良くないのは常識。体の不自由な人がいつでも利用できるように、当たり前のことをしてもらいたい」と話していた。

前日の夕刊に載せた大分合同新聞では・・・・「指摘受けたが放置 日田市長公用車駐車問題」 ・・・「日田市長公用車が市民文化会館の身体障害者用駐車場に約50分間止まっていた問題で市は7日、市役所で会見を開いた。原田啓介市長は「公務の中で起きてしまい(障害者の方々に)申し訳ない」と謝罪した。本紙記者は駐車場所について、運転手の男性職員に式典会場の客席で指摘していたが、市長の公務が終わるまで放置し続けていた。この点について原田市長は「職員の意識の低さが問題。言葉がない」とコメントした。

車を移動しなかった理由について「式典会場に急いでおり、次の公務が控えていたため、近くの身体障害者用駐車場を利用してしまったようだ。申し訳ないとしか言いようがない」とした。佐藤功総務部長は「極めて由々しき事態。再発防止に努め、全職員に意識の徹底を文書で呼び掛ける」と話した。職員の処分は考えていないという。市によると、市長は6日夜、同会館で開かれた市内の経済研究グループの式典に出席。職員が公用車を運転し、出入り口付近で市長を降ろして近くの身体障害者用駐車場に止めた。