ややこしい話が飛び込む!!

2011/10/05

ややこしい話が飛び込んで来た。「市道拡幅のために測量をしたい」と市から自治会長を通じて話があった。この市道は周辺部にあり、その測量する部分が共有林の山でした。ところが共有林では登記が出来ないということで、個人個人になって登記がされている。図面上では個人個人に分割されているが、実際、現地では所有者の線引きはない。あくまでも共有林として今日まで山の管理はされている。
私も小さい頃に共有林に下刈りに行ったこともある。聞くところ、50年前ぐらいに個人ごとに登記がされているとか。実際、個人の資産で税金も払っている方もいるとのこと。今回、市が測量説明会を開くというが、道沿いの所有者は出席しないという。買収の段階になっても関知しないともいう。こうした共有林の扱いが大変である。今は昔のことを覚えている老人がいるが、将来、何代かあとになるとややこしくなる事は必至。
そこで、今回の道路測量を契機に話を定例常会などで出して、はっきりしていきたい。昔の書類も残っていない中で、皆と協議を進めたい。将来、揉め事にならないためにも一筆確認書を作る必要もあるようだ。聞けば聞くほどややこしい話である。最近では公民館などは地縁団体の申請をすれば良いようになっているが。じっくりと昔の話を掘り出しながら解決策を見つけて行きたい。