実績を上げている自治体は・・・

2013/12/29

田舎①東羽田町日ノ本町

都会暮らしに辟易し、田舎でノンビリ暮らしたいと思うのは、なにも中高年層に限った話ではない。リタイア後に買った山荘で過ごす人もいれば、若い世代では週末だけ田舎で過ごす「週末田舎暮らし」を満喫する人も多いそう。そんな中、宝島社が発行する「いなか暮らしの本」が、2013年12月28日発売の2月号で「住みたい田舎2014年版ベストランキング」を発表した。

日本で初となる「住みやすい田舎」ランキングは「自然環境」や「移住者支援制度の充実度」、「子育てのしやすさ」など7つの項目について、取材とアンケートを元に編集部が集計。1位には「大分県宇佐市」が輝いた。同市は「子育て世代にぴったりな田舎」でも1位にランクインしているが、そんな裏側には、市が行っている定住支援の取り組みがうかがえる。

宝島社(東京都)が出版する移住者向け情報誌「いなか暮らしの本」2月号の特集企画「住みたい田舎ベストランキング」で、宇佐市が全国1位に選ばれた。移住者支援制度の充実度や自然環境の良さなどが総合的に評価され、昨年の4位から順位を上げた。この他、県内からは竹田市と豊後高田市が3位となった。ランキングの発表は昨年に続き2回目。同誌編集部が、移住促進に積極的な全国137の市町村を独自に選定。▽自然環境▽移住者歓迎度▽移住者支援制度の充実度▽子育てのしやすさ▽老後の医療介護体制―など、7部門70項目のアンケートに各自治体がチェックを入れて自己採点した。

宇佐市は、移住者支援、日常生活、交通の便利さの3部門で満点。他の4部門も高得点となり、合計61点だった。市は2009年から空き家を活用した定住促進などに力を入れており、本年度に移住者が100世帯を突破。今年4月~11月末までに28世帯62人が移り住んだ。市の空き家バンク制度を利用し、7月に静岡県から安心院町に移った梅木孝十郎さん(69)と雅子さん(66)夫婦は「周囲の人たちが温かく接してくれ、自然も豊かで暮らしやすい」と話す。市は「地道な活動の積み重ねが評価された。今後も市を訪れた人たちが充実して暮らせるように支援していきたい」としている。

日田市も空きや調査もしているようだが、中途半端な行政の仕事かも。全く動きも鈍化である。過疎が進み、空き家も毎年増える中、真剣に対策を練る必要がある。宇佐市、豊後高田市、竹田市などは行政の熱意が全く違っている。行政のトップの取り組む姿勢が違う。このまま行くと、日田市の周辺地域には「いのしし」と「シカ」の住み屋になってしまうことになりかねない。日田市は真剣に取り組んでみたら・・・