県議会の総定数44 維持?削減?

2013/09/23

大分合同新聞報道によると・・・・「大分県議会の議員定数問題調査会(志村学会長・15人)が、2015年春の改選に適用する議員定数の検討を進めている。総定数を現行の44から削減するか否かが当面の焦点だが、これまでは議会の在り方をめぐる議論が中心で、具体的な見直しの是非まで至っていない。総定数は年内に決める方針で、今後議論を加速して意見をまとめられるか注目される。

定数は条例で定めており、15年の県議選の定数は10年に実施された国勢調査の人口が基準になる。現行の定数の基準となった05年調査と比べて県内人口は減っており、選挙区別では大分市を除く15選挙区全てで減少している。調査会には議会内の全6会派から議員が参加。昨年12月から今月まで6回開かれた。定数をめぐっては、県民の意思を反映させる役割や議会機能の維持・強化の観点から、削減に慎重な意見が目立つ。一方「議員が率先して行財政改革に取り組む姿勢を示さなくていいのか」との意見もあり、方向性は定まっていない。

志村会長は「まず議会のありようを考え、それを根拠に定数を設定したい」としており、10月下旬まで議会内各会派で議論した上で具体論に入る。予定では選挙の1年前に当たる来春の第1回定例県議会に関連議案の提出を目指している。それまでに(1)総定数の方針決定(2)県民意見の募集(3)必要に応じ選挙区の定数や区割りの変更案を策定―を済ます必要がある。仮に定数削減となれば議論は難航が予想され、スケジュール通りにいくかは不透明だ。

都道府県議会の定数は全国的に見直しの動きがあり、茨城は昨年12月、秋田は今年5月に、いずれも2減とした。都道府県が自主的に選挙区を設定しやすくする公選法の一部改正案も衆院に提出されており、今秋にも成立する見通し。

<メモ> 大分県議会の議員定数は1983年選挙の48から段階的に削減し、2007年に44になった。現行の選挙区の定数は▽大分市 13▽別府市 5▽中津市、佐伯市、日田市、宇佐市 3▽臼杵市、豊後大野市、国東市・東国東郡、由布市 2▽杵築市、玖珠郡、速見郡、竹田市、豊後高田市、津久見市 1。単純に人口比で配分すれば大分市は17だが、地域間バランスを考慮して4減とし、宇佐市、豊後大野市、国東市・東国東郡、由布市にそれぞれ1ずつ割り当てている。