マニフェストとは何ぞゃ?

2011/12/24

2年前の衆議院選挙で大勝した民主党が政権を握った。その後は国民の信頼を完全に裏切る行為を続けている。その衆議院選挙の時に国民に約束した『マニフェスト』が全く出来ずに国民を裏切っている。まず、子ども手当は「23年度から1人当たり月2万6千円」との公約を早々と放棄し、現在は1万~1万5千円の支給にとどまり、当初拒んでいた所得制限についても導入を検討している。中身が変質したにもかかわらず、来年4月以降の新制度について協議している。
国家公務員の総人件費2割削減も実現は困難な情勢だ。マニフェストでは25年度までに人件費などの削減だけで1兆1千億円の財源を生み出す計算だった。だが、東日本大震災の復興財源と見込んだ国家公務員給与を平均7・8%削減する特例法案も、先の国会での成立を断念。結果、公務員支給のボーナスは昨年よりも増額となった。順調に見えた高校無償化と農業の戸別所得補償も制度変更を迫られている。沖縄県の米軍普天間飛行場の国外、県外移設も迷走。この2年で失った沖縄の信頼と時間の穴埋めは容易ではなく、「普天間固定化」が現実味を帯びている。
衆院比例定数80削減についても、具体的な見通しは立っていないのが実情だ。その他、高速道路無料化、事業仕分けで9兆円のムダを削減も不可能のようだ。埋蔵金を発掘して財源にすると言っていたが埋蔵金なし。4年間は消費税はしないと言っていたが、10㌫まで上げる論議、赤字国債を抑制すると言っていたが、過去最大の赤字国債発行、その他、約束事ことごとく殆ど嘘だったようだ。国会議員さん何をしているのか?国民は苦しい生活をしているぞ。