行政トップの姿勢で行政改革は・・・

報道ステーションで三重県・松阪市の市債の残高の取り組みが紹介された。松阪市では1秒間に16円ずつ借金時計が減少している。3年前に初めて山中光茂市長が借金時計を設置した。松阪市の借金残高は1222億円で税収は214億円。市長がまず行ったのは予算の徹底した見直しで予算を1円単位で見直し数億円規模で削減した。地道な予算からしっかり現場に対してみていこうとする報道が取り上げて放送していました。松阪駅の駅前再開発を中止し100億円の予算削減を行い、庁舎の建て替えは耐震強化に変更し4億円にした。市民病院も黒字化させ、ごみ処理施設も一社独占を切り、予算を半減させた。落札した川崎重工の担当者は反省点も含め業界全体を立ち直さなければいけないと語った。市長自らの給与も削減。職員の手当もカットした。市長は様々な事業のスリム化を行う前に増税をすることが無責任だと語った。
松阪市は医師会に定期健診の協力費として年2700万円を支払ってきた。医師に日当2万円が支給されており、そのため削減案を打ち出したところ医師会は猛反発した。山中光茂市長は絶対に説明できないお金を出すことはできないと語りこの日の協議は決裂した。市長は政党や団体のしがらみが一切ないのが強みで山中光茂市長は地方に交付税が払えない状況で財政運営してくれと話をするべきだと語った。週に2回・市長は住民との意見交換をおこない市民にも責任と負担を求めている。説明会に参加した市民はこれからはしっかりと参加しなければいけないと語った。
松阪市・嬉野地区の嬉野おおきんバスでは赤字経営が続き住民主導で存続に動き出した。ルートや時刻表も住民が決め、年600円程度負担。運賃は片道100~200円としている。山下廣巳会長は地域のことは自分たちで守って行かないとと話した。国はなぜこのような改革ができないのか。山中光茂市長は国が機能不全に陥っていることがどれだけ生活に対して影響が及んでいるかの無責任さを自覚して欲しいと語った。(山中松阪市長は平成19年2月に33歳で全国最年少で市長に就任している。現在は36歳。松阪市役所に初登庁し「ここからの行動が市民の生活に影響するという重みを感じる。いすの座り心地に慣れてしまわないよう、現場に飛び込みたい」という抱負を述べていた。)
放送内容は国の行革と松阪市の行革を対比したように構成されていましたが、改めて国の改革のスピード感のなさを痛感しました。通常国会も始まり一体改革も議論されています。社会保障問題を始め多くの若者に希望の持てる国づくりを前進させていただきたい。ところで、日田市は昨年8月、佐藤市長から原田市長に市民が選択し市政を委託した。何処の自治体市長も自身の給与は減額し、その後に色々な行政改革に取り組んでいます。先般実施された事業仕分けも行政改革の一端であり、その取り組みが広がるかが課題と思える。日田市は行政改革大綱はすでに終わり、新しく策定作業が進んでいると思えるが、市長が変わり改革をやろうとする意気込みがあれば、大阪市のようにどんどん出来るはず。市民に見えるような改革を急いで欲しいものです。