いつまで随時契約で・・・

2012/02/01

今朝の新聞を見てやっぱりという気持ちになった。『雇い止め「権利の乱用」雇用継続など会社側に命ずる 地裁日田支部』の新聞報道があった。現在、市学校給食センターの調理を請け負っている「オーマイパン」の元嘱託社員6人が雇い止めをされたのは不当として地位確認と未払い賃金の支払いを求めた訴訟の判決が昨日大分地裁日田支部であり、「雇い止めは権利の乱用に当る」として同社に対し6人の雇用継続と未払い賃金の支払いを命じた。未払い賃金の総額は2000万円程度と見られる。
私は議員当時から給食センターの調理部門が市直営から民間委託された頃から関心をもち、議会で問題点を指摘していた。議会一般質問でも『毎年、給食センターが随時契約で委託先が決定されていることに異議を唱え続けていた。従業員の職業病に対する対応などについても指摘をしていた。さらに、算定している従業員の賃金などの委託金額の正常な使い方などに疑問ありなど・・・』本会議、教育福祉委員会などで市教委に対し追求している。
市教委は一時は公募で委託先の業者選定を真剣に考えた時期もあったが、最後には天の声で座礁した経過もある。1社に毎年毎年同じ会社に委託する随時契約が良いのか疑問視される。こうした問題を先送りしている市教委、市の幹部の責任も大きい。子供たちの給食を担っている給食センターで問題があること事態、市教委は黙ってこのままにしておくのか、市民も監視をしている。最悪の事態まで考えたことがあるのか。市教委はそろそろ真剣に公募による業者選定を考える時期が来ているのではないでしょうか。http://mainichi.jp/area/oita/archive/news/2012/02/01/20120201ddlk44040523000c.html