昨年8月に日田市長に就任した原田啓介市長が、初めて当初予算編成に取り組んだ市議会定例会が始まった。選挙公約でしたクンチョウ酒蔵買い取り関連は中止し、屋形船を第三セクター化は就任当初に中止してきた。さらに、歴代市長が先送りしてきていた開発公社負債問題などを表に出して、解決策を提案している。こうした中での新年度予算編成された議案が提出されている。前年度規模と同じ381億1252万円の一般会計当初予算案を提出している。
国の景気対策事業などが縮小し、日田市でも新たな事業も縮小している。観光宣伝事業も縮小し、特に福岡天神大丸での物産展事業費も大幅に縮小されている。将来を見据えた行財政改革に重点を置いた予算編成になっているようです。景気対策にも配慮されている事業も見受けられます。
定例市議会は今日開会され、3月5日に代表質問で市政クラブ、互認会、社民クラブ、新世ひた、日本共産党、公明党から代表がそれぞれ90分の時間で代表質問が行われる。6日~7日に一般質問50分の時間で行われる。今回の代表質問、一般質問の中で市政全般の課題など取り組む姿勢について質問が行われるようだ。また、指定管理者議案に対する質問も予定されているようだ。市の姿勢、議員の質を問う論議もありそうな雰囲気である。
就任後初の当初予算に臨んだ原田市長は・・・
2012/02/27