東有田公民館主催の成人セミナーに参加して・・・

東有田公民館の「成人セミナー」で飯塚市を訪れた。事前に公民館だよりで募集して20名の参加者ともに参加する。この「成人セミナー」は今年「楽しく続ける健康体操教室」や「わがまち歴史文化探訪ツワー」を開催し、参加者が定数を大幅に超えている人気セミナーである。今回も「炭鉱と生きたまち 飯塚・田川」ツワーということであり参加者も多かった。応募多数の場合は抽選になると聞いていた。定数ぎりぎりで参加者が決まったという。成人セミナー参加は初めてです。

朝寒い中、東有田公民館に集合し、参加者とともに日田バス貸切バスで一路飯塚市に向かった。松尾館長、塚田公民館主事から挨拶と今回のセミナーの目的、視察先の事前概略説明などもあった。まず、最初に訪れた場所は、筑豊の炭鉱王として知られる伊藤伝右衛門の本邸として建造された建物に訪れた。池を配した広大な回遊式庭園を持つ近代和風住宅は和洋折喪の調和のとれた美しさが魅力である。また、柳原白蓮が伝右衛門の妻として10年間過したゆかりの地でもある。

続いて、昼食を兼ねて「嘉穂劇場」を訪れた。支配人から嘉穂劇場の詳しい説明もあり、水害被害で再建できたことなども聞く。その当時、新聞等で大きく報道されていたことを想い出す。近くを通ったことはあったが内部を見たこと初めてでした。炭鉱の栄えた時代に建てられた立派な町家建築や炭鉱主の住宅が今も多く残されている筑豊地方の代表的な超モダンな建造物である。

最後に、田川市に移動し「石炭・歴史博物館」を見学する。博物館が出来て今年で30周年を迎えるということで色々なイベントが開催されているという。ユネスコ世界記憶遺産の「山本作兵衛のコレクション」・石炭採掘のなりたち・炭鉱で働く人々の様子、博物館の屋外に展示されている大煙突・石炭の輸送に活躍したSL・運搬車などもそのままの状態で展示されている。日田市も中央公民館を博物館に模様替えする構想もあるが、その地域の特色を出す博物館でなければ見学者はいないであろうと感じる。この田川市博物館は施設管理も行き届き、今でも毎日多くの見学者が来ているという。